2010年8月2日月曜日

i-SIM News052/スポーツへの“思い”を交換=スポーツを考える会

こんにちは。仙台大学スポーツ情報マスメディア研究所(ISIM)の荒木です。宮城県もご多分に漏れず、記録的な猛暑が続いています。おじさんたちが皆さんたちの年代の頃、夏のスポーツは乾きとの戦いでした。当時は「練習中は水を飲むな」が鉄則。辛いものでした。現在は様変わりです。暑い日のスポーツは炎天下かどうかに関わらず、十分な水分補給が常識です。スポーツマンとして自己管理はかかせません。お互い気をつけましょう。さて、今回はスポーツをこよなく愛する方々の"ホットな語らい"を紹介してもらいます。研究所で業務を手助けしてくれている大町君、お願いします。
◆スポーツへの"思い"を交換=スポーツを考える会
スポーツ情報マスメディア(SIM)学科4年の大町祐太です。スポーツを考える会は、マスメディア関係者はじめ地域スポーツクラブ関係者、行政のスポーツ担当者、一般市民などスポーツに関心のある様々な職業の方々と一緒に、スポーツについてざっくばらんに語り合う会です。
7月29日(木)午後1時半から今年初めての会(通算4回目)が仙台市青葉区川平の研究所分室で開かれ、約20人の方の参加がありました。
まず、ISIMの勝田所長が今月14日からシンガポールで開催されるユースオリンピックについて情報を提供。
参加者は初のユースオリンピックは競技で覇を競うだけでなく、それぞれの国の文化や芸術の紹介、スポーツを行う際に欠かせないモラル、相手を思いやる心などを盛り込む試みに興味を持って耳を傾けていました。
続いてスペシャルオリンピックス(知的障がい者の自立支援を行うボランティア組織)宮城の佐藤田鶴子氏が、障がい者スポーツの中で実施されている競技レベルに応じてスポーツが楽しめるシステムや、大会出場者全員が表彰される工夫について解説。参加者が積極的に意見を出し合い、障がい者スポーツに対する知識を深めていきました。
参加者はそれぞれの立ち位置を踏まえた上で、スポーツへの"思い"を交換し合い、これからのスポーツについて真剣に考えていました。
<編集後記>
スポーツ好きの異業種の方々が一堂に集まり、それぞれの立場から意見を交換し合う。その中で自分の考えを再認識したり、新しい切り口に感心したり−。こうした場を提供することも、ISIMの大切な役割だと考えています。今年中にもう一回開催する予定でいます。「未成年者お断り」ではありません。門戸はいつも開放です。(荒木)