2012年9月26日水曜日

i-SIM News 111/こどもスポーツ大学 in NAGAOKA 開催!



 こんにちは。スポーツ情報マスメディア研究所(ISIM)アシスタントスタッフの矢部恭平です。
2012年9月15日から17日までの三日間。新潟県長岡市で『スポーツを楽しむ力/コーチとアスリートの関係を見つめる』というメインテーマで第三回こどもスポーツ大学in NAGAOKAが開催されました。新潟県長岡市内から11競技39名の小中学生男女が参加し、コミュニケーションゲームやタグラグビーを通して、スポーツの楽しさやチームに自ら関わることの大切さを学び、子どもたちが日頃、体験したことがないことに挑戦することできました。

 今回のi-SIM Newsではこどもスポーツ大学in NAGAOKAに参加したスポーツ情報マスメディア学科(SIM)2年次の中嶋芽衣さんと鈴木沙織さんにこどもスポーツ大学での活動を報告してもらいます。(ISIM 矢部恭平 アシスタントスタッフ)


鈴木 沙織(スポーツ情報マスメディア学科2年)
 私は、長岡で行われるこどもスポーツ大学は2回目の参加でした。去年も参加させていただいたのですが、去年は映像、今年はコーチとして関わらせていただき、毎年違った学び方をさせていただきました。教えるということは本当に難しいことで、不安だらけでしたが、子どもたちから「ありがとう」と言われるととても心に残り達成感を感じることができました。自分の力だけではチームの雰囲気を変えることは出来なく、何度も助けていただいたのが心残りですが、それもまたいい経験になりました。なかなか適切なアドバイスができず、頼りないコーチだったと思いますが、最後にチームの子どもたちからプレゼントで色紙をもらいました。嬉しい言葉や感謝の言葉がたくさんあり、最高の宝物になりました。子どもたちとともに貴重な体験が出来て本当に良かったです。


中嶋芽衣(スポーツ情報マスメディア学科2年)
今回、撮影スタッフとしてこどもスポーツ大学inNAGAOKAに参加させてもらい、たくさんの新しい発見をすることができました。競技を撮影する際に良い映像を撮るには、撮影する競技について詳しく知っていなければいけないということが身を以て体験することができました。また、2泊3日という短い時間でしたが、こどもたちを毎日撮影していて初日と最終日を比べると表情がとても変化していて、なにか出来事をきっかけにこどもたちは急成長をすることに驚きました。


 私たちスポーツ情報マスメディア研究所は、子ども達と共にスポーツを楽しむ力を学び育んでいます。今回のこどもスポーツ大学in NAGAOKAを通して子どもたちだけではなく学生も同じように発見や成長があったようです。


2012年9月5日水曜日

i-SIM News 110/こどもスポーツ大学 in NAYORO 開催!


 

 2012年8月18日と19日の2日間、北海道上川北部広域5市町村(美深町、中川町、下川町、音威子府村、名寄市)の小学生を対象に、こどもスポーツ大学 in NAYOROが開催されました。今回参加した小学生17名は、2日間小さな“大学生”として、スポーツを通して様々な力を身につけました。(ISIM大町祐太アシスタントスタッフ)

  こどもスポーツ大学は、今年度で5回目の開催。これまで美深町を皮切りに、中川町、下川町、音威子府村で授業を開校し、総勢100名以上の卒業生を輩出してきました。
 名寄市の健康の森をメイン会場として行なわれた今回のこどもスポーツ大学では【「競い合い」と「高め合い」】をメインテーマに設定し、個人としてまだ自分の知らない力を出し切ることと、チームの中の個人として、チームの中で自分に求められていることを考えて行動することを目標としました。

 ISIM★CUP(競技大会)は個人種目と団体種目の両方の力を求められた大会です。大学生たちは、自分たちで17人を3つのチームに振り分け、2日目に実施される大会に向けて、それぞれ練習を行ないます。チームを振り分ける際には「5つの市町村の友達が均等にチームに入ること」や「3~6年生の様々な学年の友達がチームに入ること」などが、チーム作りのルールとして設定されました。最初は悪戦苦闘の子どもたちでしたが、制限時間内で3つのチームを作り上げることができました。
 
 夕方からは4年前にこどもスポーツ大学 in BIFUKAを卒業した1期生たちを対象に、大学院プログラムも実施。未来のスポーツに携わっている、自分たちの姿を考えるために“今”の自分を見つめ直し、それぞれ将来の自分に誓いを立てました。その後の夕食では、“大学生”と“大学院生”との交流も行なわれた。大学生からの率直な質問に対して、真剣に受け答えする姿はお兄さん、お姉さんというよりも、もっとたくましい大きな背中の先輩に写りました。

                                      【今回のこどもスポーツ大学 大学院に参加してくれた
                                         こどもスポーツ大学 in BIFUKAを卒業した1期生】


 2日目のISIM★CUPでは、各チームの各個人が、それぞれのチームのために自分の持っている力を出し切っていました。はじめて経験するような競技が多い中で、チームメートと協力して、競技に臨んでいる姿は印象的でした。



         【競技大会のクエスチョンボックス」に取り組む大学生の様子】
 

 スポーツ大学が終わってから、もう既にそれぞれの地域に戻ってスポーツに取り組んでいるこどもたち。今後、こどもスポーツ大学で学んだ様々な力を、地域のリーダーとして遺憾なく発揮してくれることを期待しています。そして、またいつかどこかでこの小さな“大学生”たちに再会できることを心から期待しています