2010年5月31日月曜日

i-SIM News:044/研究所スタッフ、本年度の抱負を語る

仙台大学スポーツ情報マスメディア研究所(ISIM)の荒木です。先週の研究員に引き続き、今回は研究所スタッフを紹介します。運営と研究の両方に関わる人もいますが、基本的にはこまごまとした事務を処理する「縁の下に力持ち」です。研究員の方々に大きな果実(知的財産)を創出してもらえるように、日々活動を続けています。それでは皆さん、ひと言抱負をどうぞ。
◆研究所スタッフ、本年度の抱負を語る
・知識欲 稲福 貴史(研究スタッフ、仙台大大学院1年)
4月から研究所に配属となりました。沖縄出身です。日進月歩、新たな"情報"を追い求め、成長していきたいと思っています。
・人材育成 岩瀬 裕子(非常勤研究員)
本年度から仙台大学東京事務所駐在となりました。スペイン社会がスポーツに何を期待しているか、その機能に注目している一方で、"おかげさま"の心でスポーツを通した人材育成を進めています。
・日々努力 小野寺 努(非常勤研究員)
映像業界で25年以上勤めてきました。映像アカデミーを定期的に開き、現場同様の映像制作のノウハウを伝えています。今年は、アカデミーとして新しい制作にチャレンジします。
・チームワーク 木間 奈津子(運営スタッフ、仙台大学OG)
"チームISIM"として、自分の立ち位置・持ち味を生かしながら、このチームを楽しみたいと思います。
・北の大地で 前田 研吾(北海道美深町に出向中、仙台大学大学院2年)
子どもたちの顔が見える場所で、スポーツ振興に従事できることに喜びを抱くと同時に感謝をし、子ども達とスポーツが出会う"きっかけ"づくりに尽力していきます。
・自分らしさ 宮本 学(研究スタッフ、仙台大学大学院2年)
研究所は今年で2年目ですが、毎日勉強中です。どんな時でも自分らしさを見失わずに頑張りたいと思います。
・前進、前進 大町 祐太(アルバイト、仙台大スポーツ情報マスメディア学科4年)
今年から研究所で働かせていただいております。1年間、授業も仕事も全力で心は熱く、頭はクールに頑張ります!よろしくお願いします。
・健康第一 荒木 廸(事務課長)
人の名前、年号、名称などが次々忘却のかなたへ…。困ります。若い人の"お荷物"にならないよう物忘れはさておき、健康に留意します。
<編集後記>
研究所スタッフは少人数ながら老若男女が勢ぞろいで、個性も豊かです。みんな頑張り屋の仕事人。明るく元気です。ISIM 3年目の今年、事務処理がはかどる新機軸を生み出してくれそうなメンバーで、期待大です。(荒木)

2010年5月24日月曜日

i-SIM News:043/私たちのビジョン!=ISIM研究員、本年度の抱負を語る

仙台大学講師の阿部です。今日は久しぶりにまとまった雨が降っていますね。本年度も間もなく2ヵ月が過ぎようとしており、本学のスポーツ情報マスメディア学科(SIM)も、スポーツ情報マスメディア研究所(ISIM)も、新たな顔ぶれでの活動が本格的に動きだし、活気に溢れてきました。
さて今回は、ISIMの諸活動に従事する研究員に、本年度の抱負を尋ねました。皆さんには、専門的な内容はともかくとして、短いコメントの中にある話題やキーワードから、いまISIMがどのようなことを考えながら前に進もうとしているのかを、肌で感じ取っていただければと思います。
◆私たちのビジョン!=ISIM研究員、本年度の抱負を語る
"私たちはスポーツを未来から託されています。スポーツの本質的な価値や意義を探究し、創造する活動をさらに深めて行きたいと思います。"
勝田隆(ISIM所長)
"研究所の大きなプロジェクトのひとつであるタレント発掘育成事業は、東京都、山形県の活動が加わりまたその幅を広げたところです。本年度はこれらの活動を充実させるためにスポーツ全般にアンテナを張り巡らせたいと考えています。"
粟木一博(同・副所長)
"本年度は、学科創設後完成年度を迎え、これまで以上に研究所(ISIM)と学科(SIM)の連携が大切になると思います。そこで、私も、全研究員、学科教員の共通理解の促進を心がけたいと存しておりますので、よろしくお願い致します。"
太田四郎(同・研究員)
"メディアを担当するものとしてアカデミーで学生を教育とともに「メディアが紹介するコンテンツの問題」「ジャーナリズム」「取材方法」「スポーツの見方」などスポーツ情報の発信と受け取り方に関する研究発表を積極的に進めねばと考えます。加えるならば「言語表現力」なども課題ですね。"
山内亨(同・研究員)
"「ビッグスポーツイベント・マスメディア・ナショナリズム」。今年は格好な研究材料、サッカーW杯。"
齋藤博(同・研究員)
"本年度の目標は、多文化主義と公共圏の視点から、日本におけるジャーナリズムとスポーツの関係を検証することです。"
リン・イーシェン(同・研究員)
"バレーボールの情報戦略スタッフ(アナリストなど)育成のために必要な教育プログラム、検定、ライセンス、に関する研究を行いたいと考えています。"
石丸出穂(同・研究員)
"競技スポーツにおけるIT機器の利活用を基本観点とし、競技スポーツ現場で行われている、撮影される構図の基本スタイルを整理し、競技特性などからの分析を進めていきます。"
藤本晋也(同・研究員)
"競技力向上に関わるあらゆる意思決定に必要な情報(Intelligence)をいかに戦略的かつ効果的に扱っていくか、をさらに追求します。"
阿部篤志(同・研究員)
<編集後記>
次週は、ISIMの活動を支える研究スタッフを紹介します。お楽しみに!(阿部)

2010年5月17日月曜日

i-SIM News:042/就活戦線は先手必勝!

仙台大学スポーツ情報マスメディア研究所(ISIM)研究員の山内です。連休が終り大学に活気が戻ってきましたが、4年生の姿はあまり見かけません。何故かというと、4年生は卒論・卒業制作以外に受ける授業が少なく、教育実習や就職活動に全力投球中だからです。今日はスポーツ情報マスメディア学科4年生の就職活動の様子をちょっと覗いてみましょう。

◆就活戦線は先手必勝!

2年前のリーマンショックに端を発した金融・経済危機で大学生の就職は厳しい現実にさらされました。幸い仙台大学の内定率は関東圏の大学と比較してもひけを取らない、まずまずの数字を残しています。この春卒業した学生も、東京近郊の大学で内定率が80%を割る大学があった中、92%が就職先を得て卒業しました。さて今年はどうなるか?今年になっても大学卒業予定者の就職状況は改善されて居らず就職担当者を悩ませています。スポーツ情報マスメディア学科にとって初めての卒業生ということでもあり多少不安があります。スポ情の4年生は頭を痛めながら早めの内定を得ようと走り回っています。こうした状況と学科としての初めての就職活動ということで、4年生に対しては3年の夏前から就職指導を始めました。その成果があらわれたか、早めに動いた学生数名は既に、通信大手、JR関連会社、世界的スポーツメーカーなどに内定を得ています。就職活動で大切なことは、自分がやってみたい仕事・職種を早く決め、積極的に調べて、一つでも多くの企業を受けるよう行動することです。勿論、入試創職担当がエントリ−シートの書き方、面接の臨み方も指導してくれます。内定を得た学生は、今後メディアなどの難関にもチャレンジしたいと話しています。

<編集後記>
就職は、自分が希望した企業に行けるとは限りません。自分が選ぶのではなく相手(会社)側が選別すると言うことを早く自覚し、対策を立てることが重要です。スポーツ情報マスメディア学科の4年生には一人残らず早めに内定が出るよう指導し、皆の喜ぶ顔を見たいと思っています。isim2008 @scn.ac.jp (山内) 

2010年5月10日月曜日

i-SIM News:041/五月病を吹っ飛ばせ!

仙台大学スポーツ情報マスメディア研究所(ISIM)の荒木です。新入生の新天地での生活も、はや一カ月が過ぎました。充実した毎日を送っている人も多いでしょうが、中には志と異なる環境に失意を感じ、落ち込んでいる人がいるかもしれません。しかし、人生のとばぐちの青春時代に、悩みは付き物です。困難に挑戦する姿勢は欠かせませんが、時には学校の相談所に駆け込むなり、家族や友人にアドバイスをもらうことも必要です。60代半ばのおじさんから、若い皆さんにエールを送ります。
◆五月病を吹っ飛ばせ!
五月病とは広辞苑によれば、「4月に新しく入った学生や社員などにしばしば現れる神経症的な状態」のことです。家族や故郷がむしょうに恋しくなって勉学に身が入らなくなる人、複雑な人間関係・仕事上の悩みから無気力な状態に陥るケース等が該当します。あたかも自分がダメ人間になったような気分になりますが、そんなことはありません。お父さんやお母さん、周囲の大人たちのほとんどがその荒波にもまれ、乗り越えてきた"先輩"です。悩んだことなど無い−という人はまれです。自分を過度に追い詰めないで、「明日は明日の風が吹く」くらいの気の持ち方もありでしょう。
40年以上前に新聞社に入社し、警察回りをした時、ミスをしては怖いデスク・キャップに「会社に来なくていい」「お前なんか死んでしまえ」と何回言われたことか。それでも自分自身あまり出来の良い記者ではなさそうだと自覚し、怒られて当然と思っていたのか、辞めようと言う気は起きませんでした。優秀だと目された2年先輩の記者が、誰もいない資料室の片隅で涙していた姿を垣間見て、「辛いのは自分だけじゃないんだ」と妙に納得したこともありました。
人生は長いものです。車のハンドルに遊びがあるように、いつも緊張ばかりしていては逆に安全運転もままなりません。お互い、肩の力を抜いた生き方もあっていいでしょう。もっとも、楽天的に生きていければ万事めでたし−と言うわけではありません。耐え忍び、粘り腰で難問・課題に真っ向から立ち向かわなければならない場合もあるでしょう。今はそうした際にいかに力を発揮できるか鍛錬している時期と考えてはどうでしょう。前向き、前向きに。
<編集後記>
コンサルタントでも教員でも無いおじさんが、時折矛盾するような話を書きました。でも、気持ちは「若人よ、元気で健やかに」との思いです。近年、若者を取り囲む就職などさまざまな環境が厳しさを増しています。おじさんは「みんな頑張ってください」と強く願います。研究所には年配者だけでなく、若いお兄さん、お姉さんもいます。気軽に足を運んで雑談でもしましょう。isim2008@scn.ac.jp(荒木)