2010年5月24日月曜日

i-SIM News:043/私たちのビジョン!=ISIM研究員、本年度の抱負を語る

仙台大学講師の阿部です。今日は久しぶりにまとまった雨が降っていますね。本年度も間もなく2ヵ月が過ぎようとしており、本学のスポーツ情報マスメディア学科(SIM)も、スポーツ情報マスメディア研究所(ISIM)も、新たな顔ぶれでの活動が本格的に動きだし、活気に溢れてきました。
さて今回は、ISIMの諸活動に従事する研究員に、本年度の抱負を尋ねました。皆さんには、専門的な内容はともかくとして、短いコメントの中にある話題やキーワードから、いまISIMがどのようなことを考えながら前に進もうとしているのかを、肌で感じ取っていただければと思います。
◆私たちのビジョン!=ISIM研究員、本年度の抱負を語る
"私たちはスポーツを未来から託されています。スポーツの本質的な価値や意義を探究し、創造する活動をさらに深めて行きたいと思います。"
勝田隆(ISIM所長)
"研究所の大きなプロジェクトのひとつであるタレント発掘育成事業は、東京都、山形県の活動が加わりまたその幅を広げたところです。本年度はこれらの活動を充実させるためにスポーツ全般にアンテナを張り巡らせたいと考えています。"
粟木一博(同・副所長)
"本年度は、学科創設後完成年度を迎え、これまで以上に研究所(ISIM)と学科(SIM)の連携が大切になると思います。そこで、私も、全研究員、学科教員の共通理解の促進を心がけたいと存しておりますので、よろしくお願い致します。"
太田四郎(同・研究員)
"メディアを担当するものとしてアカデミーで学生を教育とともに「メディアが紹介するコンテンツの問題」「ジャーナリズム」「取材方法」「スポーツの見方」などスポーツ情報の発信と受け取り方に関する研究発表を積極的に進めねばと考えます。加えるならば「言語表現力」なども課題ですね。"
山内亨(同・研究員)
"「ビッグスポーツイベント・マスメディア・ナショナリズム」。今年は格好な研究材料、サッカーW杯。"
齋藤博(同・研究員)
"本年度の目標は、多文化主義と公共圏の視点から、日本におけるジャーナリズムとスポーツの関係を検証することです。"
リン・イーシェン(同・研究員)
"バレーボールの情報戦略スタッフ(アナリストなど)育成のために必要な教育プログラム、検定、ライセンス、に関する研究を行いたいと考えています。"
石丸出穂(同・研究員)
"競技スポーツにおけるIT機器の利活用を基本観点とし、競技スポーツ現場で行われている、撮影される構図の基本スタイルを整理し、競技特性などからの分析を進めていきます。"
藤本晋也(同・研究員)
"競技力向上に関わるあらゆる意思決定に必要な情報(Intelligence)をいかに戦略的かつ効果的に扱っていくか、をさらに追求します。"
阿部篤志(同・研究員)
<編集後記>
次週は、ISIMの活動を支える研究スタッフを紹介します。お楽しみに!(阿部)