2010年11月8日月曜日

i-SIM News066/「教えて!先生」〈5〉藤本晋也先生/映像機器を活かすための分析の視点

こんにちは。研究所の大町です。11月に入り寒さもまた一段と増してきましたが、今週も元気に「教えて!先生」の5回目をお届け致します。今回はスポーツ情報戦略が専門の藤本晋也(ふじもと・しんや)先生です。それでは藤本先生よろしくお願いいたします。
◆映像機器を活かすための分析の視点
皆さんこんにちは。藤本晋也です。私はスポーツ情報の研究を専門としています。現在では、スポーツ界でもIT機器を活用した取り組みが多く行われています。その中でも映像をフォームの分析や戦術分析等に活用されているのは、皆さんもご存知のことと思います。しかし「何が見たいのか」「何のために撮影を行っているか」等の視点(観点)をしっかりと持ち、写真や映像の撮影をしなければ、ただその場の状況を漠然と撮影しているに過ぎません。何かを改善しようとする時など、特に「分析のための視点」が欠かせません。皆さんも映像を活用する機会があると思うので、「何が見たいのか」「何のために撮影を行っているか」等の「分析のための視点」をいつも念頭において撮影することが大切です。
〈編集後記〉
今週の金曜日から中国の広州で第16回アジア競技大会が開催されます。i-SIM Newsでは来週以降、「教えて!先生」シリーズを中断してアジア競技大会に関する情報を提供していく予定です。(大町)