2010年11月1日月曜日

i-SIM News065/「教えて!先生」〈4〉中房敏朗先生/どうして歴史を学ぶのか

こんにちは。仙台大学スポーツ情報マスメディア研究所の稲福です。先月からお送りしています「教えて!先生」の4回目となる今日は、仙台大学教授の中房敏朗(なかふさ・としろう)先生に登場していただき、先生の専門であるスポーツ史についてお話していただきます。それでは中房先生よろしくお願いいたします。
◆どうして歴史を学ぶのか
こんにちは。中房敏朗です。私はスポーツ史を専門としています。歴史とは何でしょうか。私はこう言っています。歴史とは「現在を過去に関連づけて理解する行為」と。わかりますか?人でも社会でも、その人やその社会をより深く理解するためには、過去にどんな経験を辿ってきたかを知る必要があります。スポーツも同様です。過去を知らずして現在を語るなかれ。現在はつねに過去を引きずっています。スポーツはいまメディアと相互補完関係にありますが、その関係をより深く知るためにも、過去を明らかにし、過去から学ぶことが大切です。
〈編集後記〉
一昨日、昨日と本学では大学祭が開かれ、雨のなか多くの方が来場されました。ありがとうございます。さて、本日より推薦入試出願が始まりました。出願期間は11月1日(月)から12日(金)となっています。詳しくは仙台大学ホームページ(http://www.sendaidaigaku.jp/)をご覧下さい。日増しに寒さが厳しくなり、冬がもうすぐそこまで来ているようですね。皆さん、体調管理には十分に注意をしてください。(稲福)