2009年11月16日月曜日

i-SIM News: 017/私から見た「SIM」

仙台大学スポーツ情報マスメディア研究所の宮本です。仙台大学ではAO入試に続き今週は推薦入試が行われます。今後の入試日程では、AO入試・一般入試が行われます。そこで今回は、スポーツ情報マスメディア学科をさらに知ってもらうべく、私から見た「SIM」をお伝えします。それでは、八重樫さんお願いします。

◆私からみた「SIM」
こんにちは。仙台大学の八重樫です。先々週に引き続き、今週はスポーツ情報マスメディア学科(SIM)の紹介をさせて頂きます。SIM学科は、現在、1年生が43名、2年生が46名、3年生が24名の計113名の学生が在籍しています。他学科よりも人数が少ないですが、個性豊かな学生や才能あふれる学生が沢山います。
「SIM学科ならでは」の授業のひとつとして、2年生の後期から開講される「ヒューマンリレーション演習Ⅰ」があります。この授業では、「人間」や「人間関係」について深く考えることをテーマとしています。また、コミュニケーション、プレゼンテーションなど人間関係を円滑にするスキルについても学びます。情報機器やそれを取り扱う技術が進歩しても、スポーツにおいて用いられる情報を媒介するのはあくまでも人間であり、そのために相手の立場に立って考える、話を聞く、話すというコミュニケーションの基本を、ディスカッションやディベート、シンポジウムやマネジメント分析などのスキル習得と併せて学びます。また外部講師をお招きして特別講義なども行なっています。今までお招きした外部講師の先生方は、バレーボール協会専属アナリスト、プロカメラマン、自衛隊情報戦略室長、国立スポーツ科学センター(JISS)情報研究部の方、日本オリンピック委員会(JOC)の方、保険会社広報室の方、雑誌編集会社編集局次長など多彩です。12月1日には、社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)の久保田裕氏を��お招きし、「情報モラル」をテーマに、著作権や情報倫理についての特別講義を行なう予定です。興味のある方は、是非ご自由にご参加ください。詳細は後日i-SIM Newsで配信させて頂きます。
最後になりましたが、SIM学科はパソコンを使って映像編集やカメラで撮影をすることを学ぶ学科のように思われがちですが、決してそのようなことが中心ではありません。もちろん授業の中では、パソコンやカメラも使用しますが、それはあくまでも使い方を学ぶ授業の一つであり、大切ことは、情報を扱う教養能力を高めることです。卒業生はまだいませんので、就職先としての具体例はありませんが、社会で生きていくためには「情報を扱う能力(品性)」や「コミュニケーション能力」といったものは必ず必要となります。自分を表現したり、相手を理解したりするためには、伝える、聞く、話すといったコミュニケーションが必要です。SIM学科では、そういったヒトと人とを繋ぐコミュニケーション能力を高め、情報を扱うものとしての教養を学ぶことができます。SIM学科の授業に興味を持たれた方は、是非授業に参加して体験してみてください。お待ちしております。

<編集後記>
今回のi-SIM Newsはいかがでしたか。スポーツ情報マスメディア学科の授業内容等で気になることや知りたいことがありましたら、isim2008@scn.ac.jpまでお気軽にお送りください。よろしくお願いいたします。皆さん風邪やインフルエンザにもご注意ください。(宮本)