2009年12月1日火曜日


 仙台大学スポーツ情報マスメディア学科
「取材報道演習Ⅰ(河北新報社による出前講義)」

 平成21年12月1日(火) 、河北新報社の社員による出前講義が行われた。90分 間の講義の内容は、「新聞社の役割」や 「仕事の内容」について、日頃感じていることを、入社5年目 の6人の社員に 率直に話していただくというものであった。日々、マスメディアに関する講義を受講し ている学生達は、 若い新聞社の社員による新鮮な講義を積極的に受けていた。

 平成17年に入社した東野氏は、現在秋田県政記者クラブに所属し、行政の政策 の取材を行っている。入社2年目で、宮城県警記者クラブに所属になり、事故や事件の際、被害者 やその家族に対する取材では大きな葛藤が あったと話す。学生から「どうやって、それを乗り越えたのか」という質問には、決して野次馬ではなく、誠心誠意被害者や関係者の現状を伝えることで、救えることがあるんだという意識のもと、取材に取り組んだと答えていた。今の仕事のやりがいは、取材した人とのつながりによって、いろんな人と出会えること。また、秋田にいて強く思うことは、工業等が盛んではなくても、地域に密着して励ますことも、地方紙としての重要な役割だということ、と熱く語った。
 
写真部に所属する高橋氏は、Jリー グのモンテディオ山形のホームページに掲載する写真の撮影のアルバイトがきっかけで入社した。現在ではベガルタ仙台担当。憧れのプロサッカー選手を目の前に、写真を撮れることにやりがいを感じ、こういう関わり方もあったんだと、スポーツが好きだったことがマスメディアの仕事に発展した経緯を話した。
 普段使用しているカメラを学生に持たせたり、機材について詳しく説 明したりして、学生達の興味をより一層ひいていた。

 編集局の整理部に所属する杉山氏は、整理部の仕事について説明した。本社の記者、通信社、友好社から寄せられた情報を、整理部でニュースの価値判断をし、見出しを付け、レイアウトを行うとのこと。自分が1番最初の読者になれることが嬉しいし、どのようにしたら読んでもらえるかを考えて仕事をすることに、やりがいを感じると、読者目線で仕事をして いる様子を話した。

 今年、人事部から整理部に異 動になった相沢氏は、大学時代にまちづくりについて勉強していたことがきっかけで、河北新報社に入社した。もともと、マスメディアにも興味があり、地元で地域に関わる仕事をしたいと考えていたことから、河北新報社は非常に マッチしていたが、入社してすぐ人事部に配属された時はどういう部署か分からず戸惑ったという。仕事内容は、出張する人の手配等の勤怠管理だが、楽天の田中選手の取材で飛行機の残り1席を確保できた時に、やりがいを感じたと話 した。

 山形県政と、モンテディオ山形担当の山形氏は、社会で困っている人に対して、何かできないか考えた結果、そのことを世間に知ってもらうことも救うことの1つ の方法であると思い、新聞社に入社した。そのため、記事に対して、何らかの反応があった時、この仕事のやりがいを感じると語った。
 最後に、営業・事業部の佐々木氏。実は佐々木氏は、先生になるという夢を持っている。しかし、社会での経験を積んでから先生になろうと決め、 職種のデパートといわれる新聞社へ入社した。営業の仕事は、販売、広告、事業の3種類に分かれており、コンサートやスポーツイベント、展覧会等の催し物を行う事業部で働いている。各イベントで、様々な人に出会えることで、多くの経験が積むことができ、やりがいを感じると話した。先生になることだけを考えているのではなく、事業部の仕事をする上で、イベントを喜んでくれる人がいると素直に嬉しいと笑顔で学生達に話した。

以上のような、熱く、内容の濃い講義が繰り広げられた。いろんなきっかけから新聞社に入社した社員達の話を聞き、これから就職活動の 始まる学生達に とって、大きな後押しになったのではないだろうか。やりがいを感じながら働くことの面白さ、働くことの意義を学生達は感じ取っていた。


第3 回スポーツを考える会
2009年11月30日(金)  20:00~22:30
おでん三吉(仙台市青葉区一番町4-10-8)

はじ めて夕食を交えて開かれた「スポーツを考える会」。朴澤学長をはじめ マスコミ関係者、東北経済産業局員や高校教諭、スポーツ関係者・東北大教授などスポー ツに関心を持つ 方々約30人に参加頂きました。当初は「2016オリンピック・パラリンピッ ク東京招致を振り返る」をメーンテーマにする予定でおりました が、論客ぞろいで大いに盛り上がり「今 年は楽天とベガルタにいい夢を見せてもらった。来期が楽しみ」や「地域スポーツの発展に欠かせないリーダーの育成が 立ち遅れている」といった発言のほか「芝の上手な栽培法」まで飛び出し、談論風発。それぞれのスポーツへの思いを“交換”し合い、近日中の再会を期して閉 会いたしました。今後も、マスメディア研究所はいろいろな企画を展開して人と人との交流を深める予定でおります。


第2回国際スポーツ情報科学カンファレンス
"地域、学 校、トップから考える、これからのスポーツ"
日時:2009年8月28日(金)~30日(日)
場所:仙台大学、エル・パーク仙台

仙台 大学は8月28日から3日間、株式会社宮城テレビ放送との共催で「第 2回国際スポーツ情報科学カンファレンス」を開催しました。3日間を通して仙台大学の 学生が約60名、一般参加者が約75名と計130名を超える方々にお越しいただきました。2016年東京オリンピック・パラリンピック招致委員会の河野一 郎事務総長とラグビーの神戸製鋼コベルコスティ―ラーズゼネラルマネージャー総監督の平尾誠二氏による特別講演が行わ れた29日の仙台会場では、ミヤギテ レビと河北新報に取材もしていただきました。今回のカンファレンスでは、全日程を通して「地域・学校・トップ」のスポーツの現状 を共有し、そして、これか らのスポーツを考えました。それを実現するためには、その3者に限ら ず、このカンファレンスへの参加者を含めた「様々な立場の人々」が結ばれることが重要 だと私たちは考 えています。その意味では、「結ぶ」をコンセプトに開催したこのカンファレンスにおいて、参加者の皆様から「様々な分野からスポーツを考え ることができた」「様々なスポーツの価値を知ることが大切であると感じた」などのご感想をいただき、私たちが関 わっていく未来スポーツに向けて、確かな一 歩を踏み出すことができたと実感しています。


タイ トル:花田達朗氏講演会「マスメディアとジャーナリズムの現在と課 題」
日時:2009年6月26日(金)
場所:仙台大学

現 在、わが国では活字離れ、視聴者離れが起こっている。これは、朝刊を 閲読している人の平均閲読時間は25.1分です。世代別にみると60歳代は平均 36.2分、20 歳代は平均15.5分と若くなるほど平均閲読時間は減っていることやテレビの視聴率も上がらないことなどからわかります。また、・やら せ、パクリ、捏造などの個人的な不祥事や集中豪雨型報道、メディアスクラムなどメディアの不祥事が多いことから 現在はジャーナリズムが衰退しマスメディア に対するイメージも低下しています。90年代には、インターネット が登場し、当初は通信手段として使われていたが、短時間で不特定多数の人へ伝達・分配す るマスメディア的な使われ方になり、現在、既存のマスメディアが浸食されています。

ま た、現在まで、「ハードとソフトが一致」した中でジャーナリズムの財 源が調達されてきました。しかし構造変化の中で「ハードとソフトの一致モデル」が崩れ ている今、社会 的に必要不可欠なジャーナリズムの財源をどのように調達するのか。その方法の1つとして、一人の人間がプロとして職能を達成していくプロ フェッショナリズ ムが必要だと考えます。「個」としてのジャーナリストが必要であり、ネガティブな状況ではあるがチャンスはあるかもしれません。

現 在、時代は目にも止まらぬ速さで進んでいるが、いずれの時代において も、変化する環境の中で現実と格闘し、発想の転換を通して克服していくということが必 要ではないで しょうか。


特別 講演「戦い(スポーツ)とインテリジェンス」
2009年12月9日(火) 16:00~17:30
仙台大学

「陸 上自衛隊第二施設団長兼船岡駐屯地司令一等陸佐 白井純夫氏」をお招 きし、スポーツと情報戦略における特別講演が行われました。白井氏は、冷戦下の東欧 ルーマニア駐在武 官として現地での情報収集を経験し、更にソ連を睨んだ北海道・北部方面隊の情報将校(調査部長)として自衛隊の情報収集、情報分析の最前 線で活躍した、情報のエキスパートです。
白井氏は、「戦いにおいて、周りの状況を判断し、相手方が取り得る可能行動を複数列挙し、最もありそうなパターンを想定しなければ な らないことは、スポーツでも同様」と述べられました。
参加した学生からは、「スポーツの世界に限らず、どのような分野においても、情報が大切である ことに気付かされた」との感想が聞かれました。


第2 回スポーツを考える会
2008年11月27日(木) 13:00~15:00
仙台大学スポーツ情報マスメディア研究所分室(仙台 市青葉区川平2-26-1)

北京 で行われた夏季オリンピック・パラリンピックを振り返るとともに、ス ポーツにおけるタレント発掘・育成事業(文部科学省推進)の取り組みを紹介しました。 また、今回から スタートした参加者による座談会では、地元メディアを長年に渡って牽引している竹鼻純氏(ミヤギテレビ解説委員)を座長に迎え、「企業ス ポーツの衰退にみるわが国のスポーツの現状」や「若年層におけるタレント発掘事業の是非」について語り合いまし た。次回は、宮城県サッカー協会会長・小幡 忠義氏(塩釜フットボールクラブ)を座長にお迎えします。


第1 回国際スポーツ情報科学カンファレンス
2009年9月1日~3日
仙台大学、仙台放送上杉ホール

仙台 大学スポーツ情報マスメディア研究所は、大学の講義の一貫として、 「第1回国際スポーツ情報科学カンファレンス」を開催しました。国立スポー ツ科学セン ターや日本オリンピック委員会の情報戦略活動を担当する講師陣が終結 し、北京オリンピックにおける情報戦略やスポーツ省(庁)設置に向けた最新の情報提供 がなされました。2日の仙台大 学-仙台放送連携協定記念フォーラムには、東京オリンピック招致委員会事務総長を務める河野一郎氏、日本オリンピック委員会 (JOC)理事を務める荒木田裕子氏、国立スポーツ科学センター(JISS)情報研究部先任研究員を務める和久貴洋氏などが講師として出席し、 「スポーツ 立国」や「2016年東京オリンピックに向けて」などをテーマに、本学学生や地域スポー ツ振興担当者との活発な意見交換がなされました。

第1 回スポーツを考える会
2008年7月29日(火) 10:00~12:00               
仙台大学スポーツ情報マスメディア研究所分室(仙台 市青葉区川平2-26-1)

地元 で活躍するマスコミの方々や障がい者スポーツの関係者、スポーツボラ ンティアの方々や自治体の担当者などと共に、スポーツのいまと未来を語る「第1回ス ポーツを考える 会」がISIMの分室で開催されました。これは人と人をつなぐISIMの存在意義を体言するべく企画されたもので、この日は、中国の北京で 開催される夏のオリンピック・パラリンピックを前に、日本オリンピック委員会が行ったメダル分析の裏側や日本選 手団の現状報告などを勝田ISIM所長から 行いました。次回からは、ISIMの情 報提供に加え、参加者座長制度による座談会も行い、集った人々が主体的に熱くスポーツを考える試みを始めます。


仙台 大学スポーツ情報マスメディア研究所開所フォーラム
2009年4月28日(月) 15:00~17:00
仙台大学

ISIM は2008年4月に、「国立スポーツ科学センターなどと連携し、スポーツ情報に関す る学術的研究を通して、学内外のスポーツ現場に有益な支援活動の展開を 図る」ことを目的 として設立されました。これを機会に「研究所が社会的な認知を得ること」「あらゆるスポーツ関係者とネットワークを構築する」ことを目指 して「開所フォーラム」を開催しました。

演目 一覧
① フォーラム:ISIM開設の意図と可能性
②[シンポジウム]ISIMに期待すること
③[ディスカッション]ISIMの将来像

本 フォーラムは、自治体関係者、大学関係者、地域のスポーツ指導者など 多くの団体から足を運んで頂きました。事後アンケート(資料参照)を実施したところ、 「プロフェッショナルの現場で即戦力で活躍できる人材を育成してほしい」、「スポーツ情報に関わる人材は現状、不足し、一人前に なるにはかなりの時間を費 やしている。是非スポーツ情報の伝え手としてより実践的に学ばせ、マ スコミを始め、各スポーツ団体でのメッセンジャーとしても活躍できる人材を育てていっ てください」と いった人材育成に関して期待を寄せたご意見を頂きました。これらのご意見を大切にし、ISIMの「研究成果」や「事業成果」を広く社会に対 して「発信」して いく必要があると感じました。

 
第3回スポーツを考える会
2009年11月30日(金)  20:00~22:30
おでん三吉(仙台市青葉区 一番町4-10-8

はじめて夕食を交えて開かれた「スポーツを考える会」。朴澤学長をはじめマスコミ関係者、東北 経済産業局員や高校教諭、スポーツ関係者・東北大教授などスポーツに関心を持つ方々約30人に参加頂きました。当初は「2016オリンピック・パラリン ピック東京招致を振り返る」をメーンテーマにする予定でおりましたが、論客ぞろいで大いに盛り上がり「今年は楽天とベガルタにいい夢を見せてもらった。来 期が楽しみ」や「地域スポーツの発展に欠かせないリーダーの育成が立ち遅れている」といった発言のほか「芝の上手な栽培法」まで飛び出し、談論風発。それ ぞれのスポーツへの思いを交換し合い、近日中の再会を期して閉会いたしました。今後も、マスメディア研究所はいろいろな企画を展開して人と人との交流 を深める予定でおります。


タイトル:第2回国際スポーツ情報科学カンファレンス
" 地域、学校、トップから考える、これからのスポーツ"
日時:2009828()30()
場所:仙台大学、エ ル・パーク仙台

仙台大学は8月28日から3日間、株式会社宮城テレビ放送との共催で「第2回国際スポーツ情報科学カ ンファレンス」を開催しました。3日間を通して仙台大学の学生が約60名、一般参加者が約75名と計130名を超える方々にお越しいただきました。 2016年東京オリンピック・パラリンピック招致委員会の河野一郎事務総長とラグビーの神戸製鋼コベルコスティ―ラーズゼネラルマネージャー総監督の平尾 誠二氏による特別講演が行われた29日の仙台会場では、ミヤギテレビと河北新報に取材もしていただきました。今回のカンファレンスでは、全日程を通して 「地域・学校・トップ」のスポーツの現状を共有し、そして、これからのスポーツを考えました。それを実現するためには、その3者に限らず、このカンファレ ンスへの参加者を含めた「様々な立場の人々」が結ばれることが重要だと私たちは考えています。その意味では、「結ぶ」をコンセプトに開催したこのカンファ レンスにおいて、参加者の皆様から「様々な分野からスポーツを考えることができた」「様々なスポーツの価値を知ることが大切であると感じた」などのご感想 をいただき、私たちが関わっていく未来スポーツに向けて、確かな一歩を踏み出すことができたと実感しています。


タ イトル:花田達朗氏講演会「マスメディアとジャーナリズムの現在と課題」
日時:2009626()
場所:仙台大学

現 在、わが国では活字離れ、視聴者離れが起こっている。これは、朝刊を閲読している人の平均閲読時間は25.1分です。世代別にみると60歳代は平均 36.2分、20歳代は平均15.5分と若くなるほど平均閲読時間は減っていることやテレビの視聴率も上がらないことなどからわかります。また、・やら せ、パクリ、捏造などの個人的な不祥事や集中豪雨型報道、メディアスクラムなどメディアの不祥事が多いことから現在はジャーナリズムが衰退しマスメディア に対するイメージも低下しています。90年代には、インターネットが登場し、当初は通信手段として使われていたが、短時間で不特定多数の人へ伝達・分配す るマスメディア的な使われ方になり、現在、既存のマスメディアが浸食されています。

また、現在まで、「ハードとソフ トが一致」した中でジャーナリズムの財源が調達されてきました。しかし構造変化の中で「ハードとソフトの一致モデル」が崩れている今、社会的に必要不可欠 なジャーナリズムの財源をどのように調達するのか。その方法の1つとして、一人の人間がプロとして職能を達成していくプロフェッショナリズムが必要だと考 えます。「個」としてのジャーナリストが必要であり、ネガティブな状況ではあるがチャンスはあるかもしれません。

現 在、時代は目にも止まらぬ速さで進んでいるが、いずれの時代においても、変化する環境の中で現実と格闘し、発想の転換を通して克服していくということが必 要ではないでしょうか。


特別講演「戦い(スポーツ)とインテリジェンス」
2009 129日(火) 16001730
仙台大学

「陸上自衛隊第二施設団長兼船岡駐屯地司令一等 陸佐 白井純夫氏」をお招きし、スポーツと情報戦略における特別講演が行われました。白井氏は、冷戦下の東欧ルーマニア駐在武官として現地での情報収集を 経験し、更にソ連を睨んだ北海道・北部方面隊の情報将校(調査部長)として自衛隊の情報収集、情報分析の最前線で活躍した、情報のエキスパートです。
白 井氏は、「戦いにおいて、周りの状況を判断し、相手方が取り得る可能行動を複数列挙し、最もありそうなパターンを想定しなければならないことは、スポーツ でも同様」と述べられました。
参加した学生からは、「スポーツの世界に限らず、どのような分野においても、情報が大切であることに気付かさ れた」との感想が聞かれました。


第2回スポーツを考える会
2008年11月 27日(木) 13:00~15:00
仙台大学スポーツ情報マスメディア研究所分室(仙台市青葉区川平2-26-1

北 京で行われた夏季オリンピック・パラリンピックを振り返るとともに、スポーツにおけるタレント発掘・育成事業(文部科学省推進)の取り組みを紹介しまし た。また、今回からスタートした参加者による座談会では、地元メディアを長年に渡って牽引している竹鼻純氏(ミヤギテレビ解説委員)を座長に迎え、「企業 スポーツの衰退にみるわが国のスポーツの現状」や「若年層におけるタレント発掘事業の是非」について語り合いました。次回は、宮城県サッカー協会会長・小 幡忠義氏(塩釜フットボールクラブ)を座長にお迎えします。


1回国際スポーツ情報科学カン ファレンス
200991日~3
仙台大学、仙台放送上杉ホール

仙台大学スポーツ情 報マスメディア研究所は、大学の講義の一貫として、「第1回国際スポーツ情報科学カンファレンス」を開催しました。国立スポーツ科学センターや日本オリン ピック委員会の情報戦略活動を担当する講師陣が終結し、北京オリンピックにおける情報戦略やスポーツ省()設置に向けた最新の情報提供がなされました。 2日の仙台大学-仙台放送連携協定記念フォーラムには、東京オリンピック招致委員会事務総長を務める河野一郎氏、日本オリンピック委員会(JOC)理事を 務める荒木田裕子氏、国立スポーツ科学センター(JISS)情報研究部先任研究員を務める和久貴洋氏などが講師として出席し、「スポーツ立国」や「2016年東京オリンピックに向けて」などをテーマに、本学学生や地域スポーツ振興担当者との活発な意見交換がなされました。

第 1回スポーツを考える会
2008年7月29日(火) 10:00~12:00               
仙台大学スポー ツ情報マスメディア研究所分室(仙台市青葉区川平2-26-1

地元で活躍するマスコミの方々や障がい者スポーツの 関係者、スポーツボランティアの方々や自治体の担当者などと共に、スポーツのいまと未来を語る「第1回スポーツを考える会」がISIMの分室で開催されま した。これは人と人をつなぐISIMの存在意義を体言するべく企画されたもので、この日は、中国の北京で開催される夏のオリンピック・パラリンピックを前 に、日本オリンピック委員会が行ったメダル分析の裏側や日本選手団の現状報告などを勝田ISIM所長から行いました。次回からは、ISIMの情報提供に加 え、参加者座長制度による座談会も行い、集った人々が主体的に熱くスポーツを考える試みを始めます。


仙 台大学スポーツ情報マスメディア研究所開所フォーラム
2009428() 1500~17:00
仙台大学

ISIM 20084月に、「国立スポーツ科学センターなどと連携し、スポーツ情報に関する学術的研究を通して、学内外のスポーツ現場に有益な支援活動の展開を 図る」ことを目的として設立されました。これを機会に「研究所が社会的な認知を得ること」「あらゆるスポーツ関係者とネットワークを構築する」ことを目指 して「開所フォーラム」を開催しました。

演目一覧
①フォーラム:ISIM開設の意図と可能性
②[シ ンポジウム]ISIMに期待すること
③[ディスカッション]ISIMの将来像

本フォーラムは、自治体 関係者、大学関係者、地域のスポーツ指導者など多くの団体から足を運んで頂きました。事後アンケート(資料参照)を実施したところ、「プロフェッショナル の現場で即戦力で活躍できる人材を育成してほしい」、「スポーツ情報に関わる人材は現状、不足し、一人前になるにはかなりの時間を費やしている。是非ス ポーツ情報の伝え手としてより実践的に学ばせ、マスコミを始め、各スポーツ団体でのメッセンジャーとしても活躍できる人材を育てていってください」といっ た人材育成に関して期待を寄せたご意見を頂きました。これらのご意見を大切にし、ISIMの「研究成果」や「事業成果」を広く社会に対して「発信」してい く必要があると感じました。