2011年2月21日月曜日

i-SIM News079/「教えて!先生」〈11〉太田四郎先生/ スポーツ情報マスメディア学科で教員を目指す皆さんに

こんにちは。仙台大学スポーツ情報マスメディア研究所(ISIM)の稲福です。立春を過ぎ、暦の上では春を迎えたものの、まだまだ寒い日が続いています。
皆さん、いかがお過ごしですか。本日のi-SIM Newsは、今回でシリーズ最終回となる「教えて!先生」をお送りします。
今回登場していただくのは、仙台大学教授の太田四郎(おおた・しろう)先生で、教員を目指す皆さんへのメッセージです。
◆スポーツ情報マスメディア学科で教員を目指す皆さんに
i-SIM Newsをご覧の皆様、こんにちは! 私は太田と申します。よろしくお願い致します。
私は、教員を目指す皆さんの教員免許状取得のための授業を担当しています。本学科では、中・高の保健体育の教員免許状が取得できます。
そのための授業科目の一端を紹介させて頂きます。まず、1年目には必修科目「教職論A」(2単位)があります。この科目は、教員になるための学習の流れ、教員に求められる資質・力量、教員採用試験、教員免許法、教育基本法を始めとする関連法令、教員の仕事、理想の教師像など教職に必要な基本的知識などを広く学習します。
皆さんにはこの授業をとおして、教員に対する考え方や心構えを身に付けて頂きます。例えば、教員の身分は法律によって手厚く守られている一方で、大切な子供の教育に直接かかわるという極めて重要な職務を遂行することから、服務についての厳しいルールがあるということなどです。
そして、皆さんはこの科目を履修した後、さらに、教科に関する科目20単位、教職に関する科目31単位(高校は23単位)、教科又は教職に関する科目8単位(高校は16単位)、合計59単位を修得することになります。
大変なことですが、これまでも数多くの先輩がやり遂げていますのでご安心下さい。
簡略ですが以上で紹介と致します。
皆さんが「スポーツ情報マスメディアの専門性を身に付けた保健体育の教員」として学校教育に貢献されることを切に願っております。
〈編集後記〉
教員を目指している方は、東北・北海道唯一の体育系大学・仙台大学で共に学んでみませんか。
本学では、いつでも学科案内や研究所の施設見学などを行っていますので、お気軽にお問い合わせ下さい。詳しくは仙台大学ホームページ(http://www.sendaidaigaku.jp/ )またはISIM(isim2008@scn.ac.jp )までご連絡下さい。(稲福)