2010年9月6日月曜日

i-SIM News 059/リスペクト!おかげさまプロジェクト推進中

こんにちは。仙台大学スポーツ情報マスメディア研究所(ISIM)の岩瀬裕子です。まだまだ暑い日が続いていますが、みなさん体調を崩していませんか。きょうは、仙台大学が中心になって推進している「リスペクト!おかげさまプロジェクト」についてお伝えします。

◆スポーツ界から発信!「おかげさま」のこころ
わたしたちのスポーツは気付かないところで多くの人に支えられています。そこで、スポーツを支える"ひと"や"もの"に互いに感謝しようという試みを「リスペクト!おかげさまプロジェクト」と呼び、仙台大学・ベガルタ仙台(サッカーJ1)・宮城県サッカー協会・ベガルタ仙台ホームタウン協議会で進めています。サッカーだけに限った活動ではありません。広くスポーツを通して「おかげさまのこころ」を伝えあおうというものです。例えば、仙台大学では通学路にある商店街の方々のご協力を得て「おかげさまロード」を設け、体育大生の生活を支えてくれている街の人びとに感謝の気持ちを伝えました。また、ベガルタ仙台の毎ホームゲームでは、試合ごとにさまざまな企画を実施。母の日には、お母さんへのありがとうコメントを募ったり、お盆のときには先祖への感謝の気持ちを集めたりしました。
このプロジェクトは学科や学年、組織を超えた活動に成長しており、活動に参加している学外の方々とのコミュニケーション力が必要なことから、学生の社会性を養うことにも一役買っています。まさに「おかげさまのこころ」を通し、広く社会とつながっています。
そこで、活躍が期待される学生たちの声を聞いてください。どんなことを学生が感じているか理解頂けると思います。
(体育学科1年人見和貴<ヒトミ・カズキ>) 私ははじめ、興味本意でおかげさまプロジェクトに参加しましたが、活動を通して、おかげさまの気持ちを広めようとしているこのプロジェクトを素晴らしく思うと同時に、やりがいを感じました。これからの活動では、少しでも多くの人達が、スポーツだけでなく様々な場面でおかげさまの気持ちを持って活動できるようになればいいと思っています。
(運動栄養学科3年野澤宏貴<ノザワ・ヒロキ>) おかげさまに参加するようになった理由は、最初はベガルタ仙台が関係していて自分はサッカーをしていたので、サッカーに関わることをしてみたいと思ったからです。おかげさま活動を通して、仙台の人達だけでなく日本全国の人達に「感謝」することの大切さを伝えていきたいと考えています。
(スポーツ情報マスメディア学科1年佐藤和也<サトウ・カズヤ> 私がおかげさまプロジェクトに参加するきっかけは安易なものでした。だだサッカーが好きでサッカーに関われる活動に興味を持ったからです。しかし活動に参加するなかで自分の中でおかげさまの大切さを知り、サッカーに関わるすべての人におかげさまの輪を広げていきたいと思っています。
<編集後記>
私は、この活動を通して「お年寄りや妊婦、体の不自由な方々が電車に乗ってきた時、互いに席を譲り合えるような社会を作ること」が目標です。スポーツとともに生きるスポーツ市民のひとりひとりが「おかげさまのこころ」を通して社会参画していきましょう!このプロジェクトに興味を持った方はisim2008@scn.ac.jpまでお問い合わせください。あなたの「おかげさま」を身近なところから始めてみませんか。(岩瀬)