2010年6月21日月曜日

i-SIM News:047/スポーツを通した“まちづくり”

仙台大学スポーツ情報マスメディア研究所(ISIM)の荒木です。ISIMは大学の第3体育館2Fにある研究所を中心に、研究・情報発信・スポーツ教育プログラム展開・人材育成−など多岐に渡る活動を展開しています。こうした息吹を地域に伝え、地域とISIMを繋ぐ"架け橋"となるよう、スタッフ1人(仙台大学大学院2年)を北海道に出向させています。1年間の任期中どれだけ地域に溶け込み、研究成果を積み上げていけるか。前田君、力の見せ所です。連携という大輪の花を咲かせてください。期待しています。

◇スポーツを通した"まちづくり"
皆さん、こんにちは。ISIM研究スタッフの前田研吾です。私は、4月から仙台大学と協力協定を結んでいる北海道美深(びふか)町で、町の皆さんや関係する多くの方々とともにスポーツを通した"まちづくり"に取り組んでいます。具体的には、総合型地域スポーツクラブ「びふかスポーツクラブ」のサブマネジャーとして、また美深町体育指導委員として町の皆さんがスポーツに触れ、有意義に取り組める場づくりを行っています。その他、スキーフリースタイル競技"エアリアル"において世界で活躍することを目指し、日々トレーニングに励んでいる"BIFUKA AIR FORCE"の子ども達とともに、冬期間の競技大会や雪上トレーニングへ向けたカラダ(身体面・精神面)づくりを中心としたオフシーズン・トレーニングを行っています。
美深町に住み始めて早3カ月が経とうとしていますが、大学時代に恩師から教わった"人(との関わり)がヒトを育てる"という言葉を、人と直接顔を合わせてスポーツと関わる"いま"体験的に学ぶという貴重な経験をさせていただいています。これから、本格的な梅雨の季節(北海道では、他地域ほど梅雨という季節は感じられません)に入り、暑い夏がやってきます!そこで生活する我々も更に"あつい"姿勢で、スポーツと関わっていきたいと思っております!
<編集後記>
前田君、元気でやってるようだね。君を送り出す時、自分の息子との別れのような気がして一抹の寂しさを感じました。けれど、時々送られてくる近況報告や電話越しの明るい声を聞いて元気をもらっています。考えてみると、君は道産子。北の大地に戻っての活躍は「水を得たような魚」のように当然のことかもしれないね。しっかり食べて健康に留意し、充実した日々を送れるよう願っています。(荒木)