2012年6月6日水曜日

i-SIM News 104/世界をめざすYAMAGATAドリームキッズ



5月26-27日の2日間、山形県天童市を会場にYAMAGATAドリームキッズのショートキャンプが開催されました。YAMAGATAドリームキッズ2期生(小学6年生)と3期生(小学5年生)の約60人がこのキャンプに参加しました。(ISIM 黒田七恵 運営スタッフ)

今回のキャンプでの全体のテーマは『リズム』。YAMAGATAドリームキッズ2年目の2期生は「集団の中でリーダーシップを発揮する」こと、初めて宿泊を伴うキャンプとなった3期生は「生活のリズムを考える」ということをねらいとしたキャンプでした。
私がこのキャンプで印象的だったことは、キッズたちのプログラム以外の時間の過ごし方でした。夜の自由時間では、初日に知的能力育成プログラムで出されたポスター作成の課題に取り組んでいるキッズもいれば、日本女子バレーボールのオリンピック予選をテレビにかじりつき真剣に見ているキッズもいました。特にポスター作成に関しては途中参加のキッズに対して、周りのキッズがプログラムの内容や課題の説明を丁寧に指導し、2日目の提出時間までキッズ全員が課題を完成させていました。短い自由時間を子どもたちなりに工夫して有意義に過ごせているようでした。
プログラムの中でテーマや目的を意識することは当然ですが、今回のキャンプでは、それ以外の時間でも「リーダーシップ」や「生活のリズム」を意識して行動している姿が見受けられ、常に前向きに成長しようとするキッズたちの志に触れられたキャンプとなりました。
今後もYAMAGATAドリームキッズの活動は続いていきます。キッズたちが、これからもスポーツ選手として高い意識と誇りを持ち、世界で活躍するスポーツ選手になることを信じて、私たちスタッフも子どもたちの成長の糧になるよう努力していきたいと思います。