2010年2月1日月曜日

i-SIM News:028/バンクーバー特集〈1〉いよいよ開幕!仙台大の関わり

◆i-SIM News:028/バンクーバー特集 〈1〉 いよいよ開幕!仙台大の関わり

阿部です、こんにちは。2月12日から始まるバンクーバー冬季オリンピック。数ある世界大会の中でも、4年に一度開催され、またいくつもの競技種目が一堂に会するオリンピックは、選手にとっても、彼らを支えるすべての人にとっても特別な国際総合競技大会です。カナダでは1976年モントリオール大会(夏季)、1988年のカルガリー大会(冬季)に次ぐ3回目のオリンピック開催。報道からは、カナダが最高のおもてなしで各国選手団を迎え入れる準備を進めている様子が伺えます。

今日は、バンクーバー大会と仙台大学との関わりについてご紹介します。

本大会には、本学からスケルトン競技の小室希(こむろ・のぞみ)選手(大学院2年)が出場します。一昨日に大学で行われた壮行会では、バンクーバーに向けた想いをまっすぐに話してくれた小室選手。国内での最終調整を経てバンクーバー入りするそうです。本学ホームページ http://www.sendaidaigaku.jp/ では、小室選手への応援メッセージを受け付けています。皆さんからのご声援をお待ちしています。

オリンピック期間中、有志学生は教員や研究所スタッフ、大学院生とともにプロジェクトチームを編成。研究所のある第三体育館を拠点に、オリンピックやパラリンピックに関わるさまざまな情報(Information)の収集*分析を行なったり、小室選手への映像サポートなどを実施する予定です。またそこで得られた有益な情報(Intelligence)を学内外の関係者に提供する取り組みについても検討を進めています。

仙台大学は国立スポーツ科学センター(JISS)と「スポーツ情報戦略研究」領域において相互協力協定を締結しています。バンクーバー大会においても、本プロジェクトはJISSのオリンピック情報戦略支援活動「東京Jプロジェクト」と連携・協働しながら、JOC日本代表選手団への情報後方支援や今後の国際競技力向上策を考えるための情報活動に参画し、学生が実践的に情報の扱い方を学んだり、現場の課題を解決する研究などに取り組みます。東京でのJISSの活動には、粟木先生や私をはじめ、何人かの学生も参加することになっており、仙台大学を拠点とするメンバーと連携しながら活動を展開します。
皆さんにはぜひ活動の様子を直接見ていただきたいと思います。お越しいただける方はご一報ください!そのような機会を通じて、情報活動についての理解を深めていただくとともに、スポーツ情報のあり方について皆さんと一緒に考える時間が持てればと考えています。活動の詳細は、来週の「i-SIM News」でご案内する予定です。
<編集後記>
今週末には一般入試が行われます。受験を予定している方は、皆さんの最善の力が発揮できることを、心よりお祈り申し上げます。ご質問やご意見などは isim2008@scn.ac.jp まで。(阿部)