2011年7月19日火曜日

i-SIM News085/「TEAM宮城」実践的な情報支援活動


こんにちは。スポーツ情報マスメディア(SIM)学科では、3年になるとスポーツ情報戦略論演習2の授業が行われます。この中で私たち有志は「TEAM宮城」という情報支援プロジェクトを立ち上げ、実践的な活動を多角的に展開しています。(SIM学科3年 伊藤ありさ)

「TEAM宮城」は宮城県の高校スポーツ(選手はもちろん関係者全て)がより活性化するよう、宮城県高等学校体育連盟の協力を得て活動をしています。活動を始める前に綿密な打ち合わせを行い、宮城県の高校スポーツ界の実態や課題を教えていただきました。今年は東日本大震災に見舞われ、多くの面で影響が出ているというお話もありました。また宮城県では「BUKATSU2011」という、運動、文化部を問わず部活に参加するよう呼びかけを行っている全国的にもユニークな取り組みがあることを教えていただきました。多くの高校生が部活に参加することによって運動部では選手層が厚くなり、競技力向上に繋がるのではないかと考えています。そうしたことからBUKATSU2011も視野に入れ、現時点では宮城県高等学校総合体育大会(以下、県高総体)の試合と選手・監督のインタビュー撮影を実施しました。また、ニュースレターの配布、文化部の活動の様子も撮影しました。ニュースレターは6月4・5日に開催された県高総体の初日に、保護者の方から多く得られた“選手の食事を気をつけている”という情報から、栄養やレシピの例を載せることに決め、2日目に配布しました。そのほか運動部の競技力向上を目指し、様々な情報を集めているところです。
これまで撮影した映像や集めた情報はBUKATSU2011グループと競技力向上グループに分かれて、まとめています。BUKATSU2011グループでは部活に入って頑張りたいと感じていただけるような映像を作成し、競技力向上グループでは宮城県の高校スポーツが活発になるために役立つような情報を提供できればと考えています。