2011年6月1日水曜日

i-SIM News082/わか杉っ子に新たな顔ぶれ

 5月28日(土)、AKITAスーパーわか杉っ子発掘プロジェクト二期生認定証交付式が挙行された。これでわか杉っ子は一期生5名に加え、二期生4名が新たな仲間となる。式終了後、スポーツ教育プログラム、保護者プログラム、フェンシングプログラムが実施された。(ISIM 粟木一博副所長)
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28日(土)に秋田県スポーツ科学センターで、AKITAスーパーわか杉っ子発掘プロジェクト二期生に対する認定証交付式が行われた。応募者29名の中から選ばれた新たなタレントは成田琉夏(秋田市立大住小5年)、宮崎泰我(男鹿市立船川第一小5年)、酒井さゆり(男鹿市立船川第一小4年)、土佐千乃(秋田市立仁井田小4年)の4名。これでわか杉っ子は前年度選ばれた一期生と合わせて9名になった。
4名はそれぞれ名前を呼ばれると大きな声で元気に返事をして大石勤秋田県企画振興部部長から認定証を手渡された。その後、瀬田川栄一秋田県フェンシング協会会長・県議会議員からの「着実な一歩が尊い」という趣旨の言葉に、子どもたちは真剣なまなざしで耳を傾けていた。一期生の田村涼華(能代市立二ツ井小6年)からは「皆さんを歓迎します。一緒に力を合わせて頑張っていきましょう」とエールが送られた。これに対し、二期生一人一人から「強い気持ちでオリンピックを目指していきたい」と力強い決意表明がなされた。
次に子どもたちはスポーツ教育プログラムの課題に臨んだ。今日の課題は板に打ち付けられた釘の頭に10本の釘を乗せるというもので、かなりの集中力が必要とされる。ただ、今回のプログラムは集中力や根気強く考える力を試すことにもまして、出会った9人の仲間が円滑にコミュニケーションをとれる場を提供することが大きな目的。全員が笑顔で仲良く課題に取り組んでいる姿が印象的だった。保護者たちは別の研修室において、スポーツ教育プログラムやタレント発掘育成事業が目指すことについての説明を聞いた。ここではスポーツの強化が特定の人材に対して行われる時代から、国などからの大きなサポートのもと、タレント発掘育成事業型の時代へと推移しつつあること、そこに参加する子どもたちへの最初のそして最大の支援者は家庭であることが強調された。、合宿研修を含む年数回のプログラムの展開が予定されており、前向きに積極的な態度でプログラムに取り組むわか杉っ子たちに関係者から大きな期待が寄せられている。
      

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