去る3月20日、フォレスト仙台においてグローバル・スポーツキャリアカンファレンスin Sendai 2012が行われた。ISIMがこどもスポーツ大学を展開している上川北部地区の美深町から今年度本学大学院に進学予定の南隆徳さんが登壇し、これからの学びへの希望やトップアスリートとしての胸の内を語ってくれた。(ISIM 粟木一博 副所長)
http://isim-suni.blogspot.com/
このカンファレンスは文部科学省の競技者および指導者のスポーツキャリア形成を支援することを目的に行われている「スポーツキャリア大学院プログラム」の一環として行われたものである。ここでは、競技者のハイパフォーマンスパスウェイと高等教育とをキャリアの中に併存させるデュアルキャリアサポートの考え方が示されるとともに、ユースオリンピックの文化教育プログラムの内容の紹介をはじめ、大学院教育のトップアスリートのキャリアに対する、延いては今後の日本のスポーツ界に対する寄与というテーマでの基調講演、ディスカッションが行われた。
登壇してくれた南さんは今春から、ソチ・オリンピック競技大会出場を視野に入れつつ、将来の目標である指導者としての資質を磨くために本学の大学院で学ぶことになる。これをきっかけに我々が優れたカリキュラムを作成し、トップレベルのスポーツで質の高い経験を積んだ優秀な指導者を育てることは、さらに優れたプログラムを生み、日本の国際競技力向上への貢献することになる。つまり、カリキュラム(プログラム)とそれによって育成された人材とが好循環を形成することになる。ISIMの多岐にわたる活動は多くの人々を巻き込んだネットワークを構成してきた。これらの人々が大学、大学院教育に関わりを持ち、そこで行われた教育の効果がネットワークを介して広がりを見せることはISIMの最も期待されるべき重要な機能といってもよいのではないだろうか。今回のカンファレンスにもISIMのネットワークを通じて多くの方々に参加していただいた。この場を借りて感謝の意を表したい。
2012年3月28日水曜日
2012年3月21日水曜日
i-SIM News 100/ISIMで学んだこと
こんにちは。スポーツ情報マスメディア研究所(ISIM)所長の山内です。あの大震災から早くも一年が経過しました。被災地では今もなお癒えぬ悲しみにくれる人、辛い思いを心の奥にしまい込み、元気に復興に向き合う人など様々です。新たな目標に挑戦する人も多く見られるようになりました。そんな人達に自然界はようやく春の日差しを届ける季節になりました。春は旅立ちの季節でもあります。
ISIMからも3人が仕事を終え「夢」を描いて新たな道を歩むことになりました。3人がご挨拶申し上げます。
http://isim-suni.blogspot.jp/
「スポーツのもつチカラ」
二年間、研究所運営スタッフとしてお世話になりました。春から被災地(宮城県七ヶ浜町)にある総合型地域スポーツクラブの運営に携わります。
総合型地域スポーツクラブとは、日々の生活を過ごさせていただいている愛すべき地域(地元)が抱えている(気づいていないこともある)課題・問題を「スポーツ」という方法を用いてよりよく、住みやすい‘Happyな場所’にしていくためのツールだと考えています。ISIMが提供する多くのプログラムを通して見えた地域の人々の表情にその‘Happy’をみることができたように思います。
Team ISIMの一員だからこそ出逢うことのできた多くの方々との‘つながり’や経験することのできた‘最先端’を糧に被災地でまたスポーツの価値を問い続けながら、もう一度「スポーツを楽しむ」ことから始めてみようと思います。ありがとうございました。
ISIM 木間奈津子 運営スタッフ
「素晴らしい人たちとの出会いや多様な経験に溢れた2年間」
スポーツ情報マスメディア研究所では、スポーツを通して相互扶助や行動力(自ら考え行動する)、繋がりの大切さなどを学び、スポーツの素晴らしさ・面白さを感じることができました。また、多様な人との出会いや経験(挑戦)から、視野が広がり、物の見方や考え方に影響を受け、人として、スポーツに係わる一人として大きく成長することができました。この2年間でスポーツに係る人たちがスポーツを通して新たな“気づき”を得るためのお手伝いをしてきました。ですが実は、それらの活動を通して、私自身が皆さんから多様な“気づき”を得ていたことに気づきました。この2年間で得た“気づき”をどのように次へと活かすことができるのか。これまでの出会いに感謝し、人々との出会いや経験から得た知識や知恵を活かし、日進月歩、更なる成長のために行動していきます。
ISIM 稲福貴史 研究スタッフ
「人と人が繋がるということ」
こんにちは。研究スタッフの大町です。私は入学してから計5年間、この大学でお世話になりました。ISIMで働かせていただき、これまでの人生の中では見えなかった「人と人との繋がりの大切さ」に気付くことができました。ここで出会った方の多くは、皆それぞれ将来のビジョンを持っていて、目指すものがハッキリしていました。そして、その人たちが最終的に目指すものは、たくさんの人が幸せになるという未来です。スポーツに関わる人間として、常にこの気持ちを大切にすることを私は多くの人と繋がって学びました。
私の「夢」は、スポーツがきっかけとなって、たくさんの人が繋がり、そこに多くの笑顔が生まれることです。ISIMで学んだ「信念」と「姿勢」を大切にして、心も体も大きな人間になれるよう努力していきます。
ISIM 大町祐太 研究スタッフ
3人は「夢」を持って新たな道に立ち向かいます。「夢」は眺めるものではありません。夢は願いを実現するための道標です。震災からの復興はもちろん、新たな社会で活躍したいとの願いもきっと「夢」が道案内をしてくれると思います。ISIMを巣立つ3人の傍らにこれまであったものは「スポーツ」です。それぞれ進む道でも「スポーツ」の価値を伝える伝道師であって欲しいと期待しています。
ISIMからも3人が仕事を終え「夢」を描いて新たな道を歩むことになりました。3人がご挨拶申し上げます。
http://isim-suni.blogspot.jp/
「スポーツのもつチカラ」
二年間、研究所運営スタッフとしてお世話になりました。春から被災地(宮城県七ヶ浜町)にある総合型地域スポーツクラブの運営に携わります。
総合型地域スポーツクラブとは、日々の生活を過ごさせていただいている愛すべき地域(地元)が抱えている(気づいていないこともある)課題・問題を「スポーツ」という方法を用いてよりよく、住みやすい‘Happyな場所’にしていくためのツールだと考えています。ISIMが提供する多くのプログラムを通して見えた地域の人々の表情にその‘Happy’をみることができたように思います。
Team ISIMの一員だからこそ出逢うことのできた多くの方々との‘つながり’や経験することのできた‘最先端’を糧に被災地でまたスポーツの価値を問い続けながら、もう一度「スポーツを楽しむ」ことから始めてみようと思います。ありがとうございました。
ISIM 木間奈津子 運営スタッフ
「素晴らしい人たちとの出会いや多様な経験に溢れた2年間」
スポーツ情報マスメディア研究所では、スポーツを通して相互扶助や行動力(自ら考え行動する)、繋がりの大切さなどを学び、スポーツの素晴らしさ・面白さを感じることができました。また、多様な人との出会いや経験(挑戦)から、視野が広がり、物の見方や考え方に影響を受け、人として、スポーツに係わる一人として大きく成長することができました。この2年間でスポーツに係る人たちがスポーツを通して新たな“気づき”を得るためのお手伝いをしてきました。ですが実は、それらの活動を通して、私自身が皆さんから多様な“気づき”を得ていたことに気づきました。この2年間で得た“気づき”をどのように次へと活かすことができるのか。これまでの出会いに感謝し、人々との出会いや経験から得た知識や知恵を活かし、日進月歩、更なる成長のために行動していきます。
ISIM 稲福貴史 研究スタッフ
「人と人が繋がるということ」
こんにちは。研究スタッフの大町です。私は入学してから計5年間、この大学でお世話になりました。ISIMで働かせていただき、これまでの人生の中では見えなかった「人と人との繋がりの大切さ」に気付くことができました。ここで出会った方の多くは、皆それぞれ将来のビジョンを持っていて、目指すものがハッキリしていました。そして、その人たちが最終的に目指すものは、たくさんの人が幸せになるという未来です。スポーツに関わる人間として、常にこの気持ちを大切にすることを私は多くの人と繋がって学びました。
私の「夢」は、スポーツがきっかけとなって、たくさんの人が繋がり、そこに多くの笑顔が生まれることです。ISIMで学んだ「信念」と「姿勢」を大切にして、心も体も大きな人間になれるよう努力していきます。
ISIM 大町祐太 研究スタッフ
3人は「夢」を持って新たな道に立ち向かいます。「夢」は眺めるものではありません。夢は願いを実現するための道標です。震災からの復興はもちろん、新たな社会で活躍したいとの願いもきっと「夢」が道案内をしてくれると思います。ISIMを巣立つ3人の傍らにこれまであったものは「スポーツ」です。それぞれ進む道でも「スポーツ」の価値を伝える伝道師であって欲しいと期待しています。
2012年3月7日水曜日
i-SIM News 099/東日本大震災から1年 -スポーツの力をどう生かすか-
平和な営みを一瞬にして打ち砕いた大震災から間もなく1年が経ちます。犠牲者への断ち難い思い、先行き不透明な放射能の恐れ、進まぬ生活再建など大震災の残した爪痕は消えません。厳しい現状の中、今後どうすれば「スポーツの持つ力」で被災者の方々を元気付けることが出来るのかー。スポーツ界に、大きな課題が横たわっています。(ISIM 荒木廸 事務課長)
日本中が大震災で打ちのめされていた2011年7月17日、サッカー女子W杯ドイツ大会で「なでしこジャパン」が初めて世界の頂点に立ちました。決勝の対戦相手は、日本が過去24回戦って1回も勝てていない米国です。先行されては追いつく粘りの末にPK戦までもつれ込み、米国が力尽きました。スポーツの持つ力が、失意の日本人を奮い立たせてくれました。
時代は一気に遡りますが、第2次世界大戦で日本が降伏した3、4年後のことです。「フジヤマのトビウオ」と言われたスイマー古橋広之進が、400m自由型や1,500m同で次々と世界記録を塗り替えました。芋で腹を満たし、藻の浮くプールでひたすら練習に明け暮れた毎日。敗戦国とあってオリンピックなどの国際大会には参加を許されなかった中での快挙でした。米空軍の空襲による“焼野が原”で、生きることに精一杯だった敗戦国民は、「フジヤマのトビウオ」の力泳で誇りを取り戻し、復興に大きな弾みがつきました。
この1年、多くのアスリートがさまざまな活動を通して被災地に元気と勇気を運んでくれました。有意義なことでした。これからは被災者や子どもたちに、自らスポーツを楽しんでもらう“場”を作ることが欠かせません。スポーツに関わる人間・組織が知恵を絞る時です。既にあちこちで実践されているのでしょうが、被災者に寄り添い、声を聞き、ニーズを分析し、継続的に活動できる足腰の強い組織の構築が大切でしょう。長い取り組みとなりそうです。
日本中が大震災で打ちのめされていた2011年7月17日、サッカー女子W杯ドイツ大会で「なでしこジャパン」が初めて世界の頂点に立ちました。決勝の対戦相手は、日本が過去24回戦って1回も勝てていない米国です。先行されては追いつく粘りの末にPK戦までもつれ込み、米国が力尽きました。スポーツの持つ力が、失意の日本人を奮い立たせてくれました。
時代は一気に遡りますが、第2次世界大戦で日本が降伏した3、4年後のことです。「フジヤマのトビウオ」と言われたスイマー古橋広之進が、400m自由型や1,500m同で次々と世界記録を塗り替えました。芋で腹を満たし、藻の浮くプールでひたすら練習に明け暮れた毎日。敗戦国とあってオリンピックなどの国際大会には参加を許されなかった中での快挙でした。米空軍の空襲による“焼野が原”で、生きることに精一杯だった敗戦国民は、「フジヤマのトビウオ」の力泳で誇りを取り戻し、復興に大きな弾みがつきました。
この1年、多くのアスリートがさまざまな活動を通して被災地に元気と勇気を運んでくれました。有意義なことでした。これからは被災者や子どもたちに、自らスポーツを楽しんでもらう“場”を作ることが欠かせません。スポーツに関わる人間・組織が知恵を絞る時です。既にあちこちで実践されているのでしょうが、被災者に寄り添い、声を聞き、ニーズを分析し、継続的に活動できる足腰の強い組織の構築が大切でしょう。長い取り組みとなりそうです。
2012年2月16日木曜日
3/19開催「グローバル・スポーツキャリアカンファレンス2012 in Sendai」について
各位
仙台大学スポーツ情報マスメディア研究所の阿部です。
いつもお世話になっております。
本日は、仙台大学大学院が主催する「グローバル・スポーツキャリアカンファレンス 2012 in Sendai」についてご案内致します。
年度末のお忙しい中かと存じますが、トップコーチ及びアスリートのこれからのスポーツキャリアの在り方について皆様とともに考える時間としたいと思いますので、何卒ご参加のほどよろしくお願い申し上げます。
ご参加いただける方は、下記URLにございます「参加申込書」をご記入の上、申込書に記載されたメールアドレスまたはFAXにてご返信ください。
記
仙台大学大学院「グローバル・スポーツキャリアカンファレンス2012 in Sendai」
日 時: 2012年3月19日(月)13:00~17:30
会 場: フォレスト仙台・第1フォレストホール(宮城県仙台市青葉区柏木1-2-45)
http://www.forestsendai.jp/annai/tc_13.html
定 員: 100名
参加費: 無料
※本カンファレンスは、文部科学省「競技者・指導者等のスポーツキャリア形成支援事業における「スポーツキャリア大学院プログラム」委託事業の一環として開催します。本プログラムの開発にあたっては、スポーツ情報マスメディア研究所の蓄積してきたノウハウやネットワークを活用し、新たな大学院プログラムの在り方の検討を進めています。
<開催要項及び参加申込書はこちら>
http://www.sendaidaigaku.jp/new_topics/index.php?id=861&mode=style1
以上
***
◆カンファレンス開催のねらい
いま、トップコーチやアスリートが次のステップに向けて、将来に備えて準備を進めていくことはとても重要だと言われています。一方で、トップレベルでの競技活動を継続する中で、いつ(どのタイミングで)、どこで、どのように準備を進めることができるのか、コーチやアスリートは不安や悩みを抱えていますが、適切な解決策にたどりつくのが難しい現状にあると言えます。
このカンファレンスでは、日本のトップコーチやトップアスリートのパフォーマンス・パスウェイ(国際競技力向上を指向する継続的な営み)におけるデュアル・キャリア(将来に備えるためのスポーツと教育の両立)の在り方について情報共有や意見交換を進めながら、本学大学院として、具体的に大学院修了時にどのようなポストキャリアへのレディネス(準備)を提供できるのかを考えます。
今回は、日本スポーツ振興センター(NAASH)ロンドン事務所から研究員を招き、この領域で先進的な取り組みを進める欧州の現状と事例についてご紹介するとともに、学内外のプロジェクトメンバーにより、本プログラムの調査結果や本学大学院の新たな方向性について情報共有します。
また「トップコーチ&アスリート談義」では、「グローカル(Learn globally, Act locally)」に活躍している、あるいは活躍が期待されるトップコーチやトップアスリートにご参加いただき、「これからのスポーツキャリア」について談義します。このセッションには、本年1月にインスブルックで開催された第1回ユースオリンピック冬季競技大会に、IOCの被災地支援「"TSUBASA"プロジェクト」で招待され、各国からの参加者とともに「文化・教育プログラム」などを体験したアスリートもゲスト参加する予定です。
スポーツを通じて社会に関わる多くの指導者・関係者の皆さんとこのテーマについて考えたいと思います。奮ってご参加ください。
***
仙台大学 スポーツキャリア大学院プログラム
阿部篤志
〒989-1693 宮城県柴田郡柴田町船岡南二丁目2番18号
TEL/FAX 0224-55-3142(研究室直通)
URL http://www.sendaidaigaku.jp/
仙台大学スポーツ情報マスメディア研究所の阿部です。
いつもお世話になっております。
本日は、仙台大学大学院が主催する「グローバル・スポーツキャリアカンファレンス 2012 in Sendai」についてご案内致します。
年度末のお忙しい中かと存じますが、トップコーチ及びアスリートのこれからのスポーツキャリアの在り方について皆様とともに考える時間としたいと思いますので、何卒ご参加のほどよろしくお願い申し上げます。
ご参加いただける方は、下記URLにございます「参加申込書」をご記入の上、申込書に記載されたメールアドレスまたはFAXにてご返信ください。
記
仙台大学大学院「グローバル・スポーツキャリアカンファレンス2012 in Sendai」
日 時: 2012年3月19日(月)13:00~17:30
会 場: フォレスト仙台・第1フォレストホール(宮城県仙台市青葉区柏木1-2-45)
http://www.forestsendai.jp/annai/tc_13.html
定 員: 100名
参加費: 無料
※本カンファレンスは、文部科学省「競技者・指導者等のスポーツキャリア形成支援事業における「スポーツキャリア大学院プログラム」委託事業の一環として開催します。本プログラムの開発にあたっては、スポーツ情報マスメディア研究所の蓄積してきたノウハウやネットワークを活用し、新たな大学院プログラムの在り方の検討を進めています。
<開催要項及び参加申込書はこちら>
http://www.sendaidaigaku.jp/new_topics/index.php?id=861&mode=style1
以上
***
◆カンファレンス開催のねらい
いま、トップコーチやアスリートが次のステップに向けて、将来に備えて準備を進めていくことはとても重要だと言われています。一方で、トップレベルでの競技活動を継続する中で、いつ(どのタイミングで)、どこで、どのように準備を進めることができるのか、コーチやアスリートは不安や悩みを抱えていますが、適切な解決策にたどりつくのが難しい現状にあると言えます。
このカンファレンスでは、日本のトップコーチやトップアスリートのパフォーマンス・パスウェイ(国際競技力向上を指向する継続的な営み)におけるデュアル・キャリア(将来に備えるためのスポーツと教育の両立)の在り方について情報共有や意見交換を進めながら、本学大学院として、具体的に大学院修了時にどのようなポストキャリアへのレディネス(準備)を提供できるのかを考えます。
今回は、日本スポーツ振興センター(NAASH)ロンドン事務所から研究員を招き、この領域で先進的な取り組みを進める欧州の現状と事例についてご紹介するとともに、学内外のプロジェクトメンバーにより、本プログラムの調査結果や本学大学院の新たな方向性について情報共有します。
また「トップコーチ&アスリート談義」では、「グローカル(Learn globally, Act locally)」に活躍している、あるいは活躍が期待されるトップコーチやトップアスリートにご参加いただき、「これからのスポーツキャリア」について談義します。このセッションには、本年1月にインスブルックで開催された第1回ユースオリンピック冬季競技大会に、IOCの被災地支援「"TSUBASA"プロジェクト」で招待され、各国からの参加者とともに「文化・教育プログラム」などを体験したアスリートもゲスト参加する予定です。
スポーツを通じて社会に関わる多くの指導者・関係者の皆さんとこのテーマについて考えたいと思います。奮ってご参加ください。
***
仙台大学 スポーツキャリア大学院プログラム
阿部篤志
〒989-1693 宮城県柴田郡柴田町船岡南二丁目2番18号
TEL/FAX 0224-55-3142(研究室直通)
URL http://www.sendaidaigaku.jp/
2012年2月15日水曜日
i-SIM News 098/「リスペクト!おかげさまプロジェクト」から思いを馳せて
皆さんは、スポーツ関連の仕事というと、どんな仕事・職種を思い描くであろうか。本学スポーツ情報マスメディア学科の学生にこの質問をすると、プロスポーツの広報やフロント、スポーツジムのインストラクターや体育教師といった答えが、その大半を占める。この質問の真意とは?(ISIM 岩瀬裕子 研究員)
果たして、スポーツに関連する仕事というのは上記の業種に限られたものなのであろうか。この問いの鍵は、2009年6月から始まった「リスペクト! おかげさまプロジェクト」が握っている。これは、仙台大学・ベガルタ仙台・宮城県サッカー協会・ベガルタ仙台ホームタウン協議会の4者で推進しているもので、その趣旨は次のようにうたわれている。
「私たちのスポーツは、普段あまり気にも留めていないところで多くの仲間に支えられている。私たちが自由にスポーツを楽しめることに感謝して、その環境を支えてくれている人やモノに『おかげさま』の心を膨らませていこう」。そして、この「おかげさま」の理念をサッカーのみならず、スポーツを通して社会全体に広げていくことを目標にしている。
そこで冒頭の質問に戻るが、答えに窮した学生から「え? 他にあるんですか」と聞かれた時に私が返すのが、例えば「八百屋」である。勘の良い方ならそのつながりが見えてくるかと思われるが、学生と話をしていると、例えそれがスポーツを専門として勉強している学生であっても、非常に限られた“ものの見方”で自分の職業選択まで狭めてしまっている。スポーツの合宿所に野菜を卸す八百屋。日々のスポーツ活動に必要な、私たちの身体を作る貴重な食物を扱う人々。
「リスペクト! おかげさまプロジェクト」ではスポーツを支える人やものに思いを馳せながら、そこに感謝の気持ちを表し、見えづらいそのつながりの大切さを発信するとともに、ボランティアで活動に関わってくれている学生に“職業としてのスポーツ”の見方も深めることを伝えている。何も、スポーツを支える人は、ボランティアで大会運営を援助してくれる人々だけではない。家族はもちろん、日々の公共交通機関で私たちの移動を支えてくれているバスの運転手さんや鉄道の改札員さんもあってこその、私たちのスポーツ活動である。そう見ていくと、社会のあらゆる人々がスポーツに関わっていると言っていい。
まちに「スポーツ好き」があふれた時、そこにはスポーツを通して人の輪ができる。「スポーツ好き」とは、別にスポーツ愛好家だけを指すものではない。スポーツに関わるあなたこそが「スポーツを支える人」なのだから、そんなあなたのファンで心からあなたを応援してくれている人々も含むのである。だから、私たちスポーツに関わる者は、人間的に魅力的な人でなければならない。私たち、ひとりひとりがスポーツを、スポーツの価値を大きくも小さくもできるのである。「スポーツファンの八百屋」。そう看板があがる日も遠くないであろう。
果たして、スポーツに関連する仕事というのは上記の業種に限られたものなのであろうか。この問いの鍵は、2009年6月から始まった「リスペクト! おかげさまプロジェクト」が握っている。これは、仙台大学・ベガルタ仙台・宮城県サッカー協会・ベガルタ仙台ホームタウン協議会の4者で推進しているもので、その趣旨は次のようにうたわれている。
「私たちのスポーツは、普段あまり気にも留めていないところで多くの仲間に支えられている。私たちが自由にスポーツを楽しめることに感謝して、その環境を支えてくれている人やモノに『おかげさま』の心を膨らませていこう」。そして、この「おかげさま」の理念をサッカーのみならず、スポーツを通して社会全体に広げていくことを目標にしている。
そこで冒頭の質問に戻るが、答えに窮した学生から「え? 他にあるんですか」と聞かれた時に私が返すのが、例えば「八百屋」である。勘の良い方ならそのつながりが見えてくるかと思われるが、学生と話をしていると、例えそれがスポーツを専門として勉強している学生であっても、非常に限られた“ものの見方”で自分の職業選択まで狭めてしまっている。スポーツの合宿所に野菜を卸す八百屋。日々のスポーツ活動に必要な、私たちの身体を作る貴重な食物を扱う人々。
「リスペクト! おかげさまプロジェクト」ではスポーツを支える人やものに思いを馳せながら、そこに感謝の気持ちを表し、見えづらいそのつながりの大切さを発信するとともに、ボランティアで活動に関わってくれている学生に“職業としてのスポーツ”の見方も深めることを伝えている。何も、スポーツを支える人は、ボランティアで大会運営を援助してくれる人々だけではない。家族はもちろん、日々の公共交通機関で私たちの移動を支えてくれているバスの運転手さんや鉄道の改札員さんもあってこその、私たちのスポーツ活動である。そう見ていくと、社会のあらゆる人々がスポーツに関わっていると言っていい。
まちに「スポーツ好き」があふれた時、そこにはスポーツを通して人の輪ができる。「スポーツ好き」とは、別にスポーツ愛好家だけを指すものではない。スポーツに関わるあなたこそが「スポーツを支える人」なのだから、そんなあなたのファンで心からあなたを応援してくれている人々も含むのである。だから、私たちスポーツに関わる者は、人間的に魅力的な人でなければならない。私たち、ひとりひとりがスポーツを、スポーツの価値を大きくも小さくもできるのである。「スポーツファンの八百屋」。そう看板があがる日も遠くないであろう。
2012年2月1日水曜日
i-SIM News 097/情報戦略を学び世界を感じる! 仙台Jプロジェクト
2012年1月
13(金)〜22(日)の10日間、記念すべき第1回ユースオリンピック冬季競技大会(WYOG)はオーストリアのインスブルックで開催されました。そこ
で今回は、本学で実施され、現在も継続中の"仙台Jプロジェクト"の活動について報告します。(ISIM 溝上拓志 アシスタント・スタッフ)
仙台Jプロジェクトは、グローバルな情報に触れることを目的とした「スポーツ情報戦略論実習Ⅱ」を受講しているスポーツ情報マスメディア学科3年生と「スポーツ情報戦略演習」を受講している大学院生で構成され、ユースオリンピック競技大会から情報戦略活動を経験し、組織的な情報戦略活動を体得するのが狙いです。本プロジェクトはスポーツに教育的な価値があると考え、子どもたちにスポーツを通じた学びの機会があることを知り、体験してもらうことで多様な“気づき”を得てもらいたいと考え活動しています。
活動内容は主に2つです。1つは大会期間中に世界各国の選手団情報や大会運営組織、一昨年夏にシンガポールで行われた第1回ユースオリンピック競技大会との比較、そしてオリンピックの価値や地球規模の課題を学ぶ、文化・教育プログラム(CEP)等のWYOGに関する情報を収集して分析する「情報戦略スタッフ活動」です。
もう1つは、2つのグループに編成し本学の所在地である「柴田町」に対して、「スポーツと教育に関する気づきを提供できることは何か」を実践する「グループ活動」です。現在私たちは、メンバーから提出された100枚に渡るインフォメーション(素材情報)やインテリジェンス(評価情報)を、ファイナルレポートとして1つにまとめる作業をしています。私たちの活動から多くの子どもたちが自分の将来を“築く”知識を、スポーツを通して“気づき”、学んでほしいと思います。
私は今回、学科授業の履修者の1人としてプロジェクトリーダーを務めています。運営方法に関して発言・行動をする際、考えなければいけないことや組織の在り方・仕組みについても学ぶことができました。これらの貴重な経験を、今後のプロジェクト活動と将来に生かしていきます。
仙台Jプロジェクトは、グローバルな情報に触れることを目的とした「スポーツ情報戦略論実習Ⅱ」を受講しているスポーツ情報マスメディア学科3年生と「スポーツ情報戦略演習」を受講している大学院生で構成され、ユースオリンピック競技大会から情報戦略活動を経験し、組織的な情報戦略活動を体得するのが狙いです。本プロジェクトはスポーツに教育的な価値があると考え、子どもたちにスポーツを通じた学びの機会があることを知り、体験してもらうことで多様な“気づき”を得てもらいたいと考え活動しています。
活動内容は主に2つです。1つは大会期間中に世界各国の選手団情報や大会運営組織、一昨年夏にシンガポールで行われた第1回ユースオリンピック競技大会との比較、そしてオリンピックの価値や地球規模の課題を学ぶ、文化・教育プログラム(CEP)等のWYOGに関する情報を収集して分析する「情報戦略スタッフ活動」です。
もう1つは、2つのグループに編成し本学の所在地である「柴田町」に対して、「スポーツと教育に関する気づきを提供できることは何か」を実践する「グループ活動」です。現在私たちは、メンバーから提出された100枚に渡るインフォメーション(素材情報)やインテリジェンス(評価情報)を、ファイナルレポートとして1つにまとめる作業をしています。私たちの活動から多くの子どもたちが自分の将来を“築く”知識を、スポーツを通して“気づき”、学んでほしいと思います。
私は今回、学科授業の履修者の1人としてプロジェクトリーダーを務めています。運営方法に関して発言・行動をする際、考えなければいけないことや組織の在り方・仕組みについても学ぶことができました。これらの貴重な経験を、今後のプロジェクト活動と将来に生かしていきます。
ラベル:
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ユースオリンピック,
情報戦略
2012年1月18日水曜日
i-SIM News 096/私が見た北海道・美深町
さらさらとした粉雪、路肩には人の身長を優に超えてしまうほどの雪の壁。厳寒の北海道・美深町ー。12月末の10日間、インターンシップで滞在し、豪雪地ならではのスポーツにかける町の意気込みを体験してきました。(ISIM 大町祐太 研究スタッフ)
町で唯一の美深スキー場。ここはフリースタイルスキーのエアリアルという種目の強化拠点となっています。スキー場の一角に、キッカーと呼ばれるジャンプ競技のものよりぐっと小型のジャンプ台が設置されています。このジャンプ台の横には、審判が選手の演技を近距離で確認する"ジャッジハウス"があります。小さな小屋ですが、ここで生まれて初めての"雪下ろし"をしました。
「雪が落ちてきて、選手がケガをしてしまうかもしれない」「重さで小屋が壊れてしまうかもしれない」。様々な可能性を考えなければなりません。毎日降り積もった雪は、見た目以上の重さでした。しかし、雪下ろしが大変だという気持ちよりも、"ここで活躍する誰かのために仕事をしている"という気持ちがとても強かったと思います。作業が終わる頃きれいな夕日が広がり、スキー場から一望できる美深の町が光り輝くようで、とても感動的な時間でした。
今回のインターンシップで美深という土地に根付き、スポーツへの熱い気持ちを持った人たちが作り上げてきた"文化"に触れました。その文化は形には残らないものが多いと思います。しかし"スポーツ"のためにどれだけの人が汗をかけるかということこそが、スポーツを通してのコミュニティーであると考えています。そしてそれは、自分がいちばん学びたかったものでした。
「いつの日か、自分が住む町でもスポーツが起点となる、新しい文化を作ってみたい」というのが私の未来の目標です。今回の美深での経験は自分の糧になりました。是非、これからに繋げていきたいと思います。
2011年12月20日火曜日
i-SIM News 095/震災にスポーツの価値を問う
本年を振り返る。東日本大震災において被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。私たちの研究所の役割は「スポーツ」や「情報」によって復興に向かう人々を「つなげる」ことです。それは、この極めて大きな災厄を胸に、さらに深くスポーツの価値やその役割を追求し続けることだと考えています。(ISIM 粟木一博研究員)
今年も暦の上ではクリスマスが巡ってくる。ただ、今年は、贈られるはずだったプレゼント、贈るはずだったプレゼントに思いを馳せるとやりきれない気持ちが募る。平成23年は「スポーツ」をキーワードに集うわれわれに対してその意味と価値は何かという問いをこれまで以上に強烈につきつけた一年となった。
人の営みはそれが求めるものを直截に反映させる。3月11日に直面した人々は、その当初、当然のことながら「生きるためのもの」(例えば食糧や安全)を強く求めた。東北楽天ゴールデンイーグルスの主軸であった山崎武司選手が「野球やってる場合じゃないでしょ」とあるドキュメンタリー番組でその時の心情を率直に吐露している。ここにスポーツの入り込む余地はあったのか。時間が経過し、避難所生活を余儀なくされた人々はその強く逃げ場のないストレスに苦しんだ。ここでは、スポーツの根幹をなす「運動」がそれを癒したり、そこに端を発する病を防ぐことに役立ったりした。
さて、半年後、私たちの研究所は第4回国際スポーツ情報カンファレンスを開催した。そのテーマは「大震災 スポーツの明日を考える」である。日本オリンピック委員会(平眞事務局長)からは救急医療チームやオリンピアンの派遣事業といったスポーツを通じた支援活動について、そして、教育の現場(宮城県亘理町荒浜中学校・三浦秀昭教諭)からは、スポーツでの生徒の活躍そのものが「一筋の光明になった」報告を受けた。また、被災した子どもたちに「あしたひろば」と称して純粋に体を動かすことを楽しめる場を提供できた。これらは、社会の復興や震災前とはかけ離れた"非日常"に直面している人間にとって、スポーツがいかなる価値を持ち、どのような役割を果たすのかという問いかけに対する 答えを見つけようとする取り組みであったと言えるだろう。
これから、復興への長い道のりが続く。宛先を失ったプレゼントを思いつつ、われわれはスポーツに問い続け、語りかける動きを止めてはならない。
今年も暦の上ではクリスマスが巡ってくる。ただ、今年は、贈られるはずだったプレゼント、贈るはずだったプレゼントに思いを馳せるとやりきれない気持ちが募る。平成23年は「スポーツ」をキーワードに集うわれわれに対してその意味と価値は何かという問いをこれまで以上に強烈につきつけた一年となった。
人の営みはそれが求めるものを直截に反映させる。3月11日に直面した人々は、その当初、当然のことながら「生きるためのもの」(例えば食糧や安全)を強く求めた。東北楽天ゴールデンイーグルスの主軸であった山崎武司選手が「野球やってる場合じゃないでしょ」とあるドキュメンタリー番組でその時の心情を率直に吐露している。ここにスポーツの入り込む余地はあったのか。時間が経過し、避難所生活を余儀なくされた人々はその強く逃げ場のないストレスに苦しんだ。ここでは、スポーツの根幹をなす「運動」がそれを癒したり、そこに端を発する病を防ぐことに役立ったりした。
さて、半年後、私たちの研究所は第4回国際スポーツ情報カンファレンスを開催した。そのテーマは「大震災 スポーツの明日を考える」である。日本オリンピック委員会(平眞事務局長)からは救急医療チームやオリンピアンの派遣事業といったスポーツを通じた支援活動について、そして、教育の現場(宮城県亘理町荒浜中学校・三浦秀昭教諭)からは、スポーツでの生徒の活躍そのものが「一筋の光明になった」報告を受けた。また、被災した子どもたちに「あしたひろば」と称して純粋に体を動かすことを楽しめる場を提供できた。これらは、社会の復興や震災前とはかけ離れた"非日常"に直面している人間にとって、スポーツがいかなる価値を持ち、どのような役割を果たすのかという問いかけに対する 答えを見つけようとする取り組みであったと言えるだろう。
これから、復興への長い道のりが続く。宛先を失ったプレゼントを思いつつ、われわれはスポーツに問い続け、語りかける動きを止めてはならない。
2011年12月7日水曜日
i-SIM News 094/メディアの表象
今日の我々の生活が、さまざまなメディアに囲まれていることはもはや言うまでもない。いや、このような受動的な言い方はすでに時代遅れであろう。むしろ、メディアを駆使し意図的、積極的に情報の受容と発信を行わなければ、情報社会の発展に取り残されてしまう時代、といった表現の方が適切かもしれない。(ISIM研究員 林怡蕿=リン・イーシェン)
そこでメディアを使いこなすリテラシー(教養)能力が重要な課題として浮上する。教育現場にいる我々は、現代社会における必要不可欠な「メディア力」の向上について、知恵を絞って力を注いでいる。ここではメディアとの付き合い方について、メディア表象を読み解くことの重要性を取り上げる。
それは英語の「representation」の訳語であることから分かるように、メディアの「表象」とは、メディアを通して社会が再現され、解釈され、そして意味が再生産されていくことである。そこでメディアの表象でカバーできる範囲は、社会の全貌ではなくあくまで一側面、あるいはほんの一部にすぎないということを自覚し、理解しなければならない。しかし、マスメディアによって伝えられたものは、社会の全貌そのものとして捉えられ、無意識に受け入れられてしまうケースが多々ある。
メディア、とりわけマスメディアは言論の自由という理念を掲げ、中立、客観性、不偏不党の報道という規範的信条をその職業倫理として成り立つ社会システムの一つである。こうした社会的言論機関とも呼ばれるマスメディアを舞台に、映像や活字を通して表現活動を行うのはジャーナリストといった人々である。マスメディアは、上述した規範的信条のほかに、作り手の主観的意識の働きを通して、社会の出来事を取捨選択し報道活動を行っているのである。メディアにおける表象問題を考える際に、まさにこうした主観的、意図的、あるいは無意識的に構成される部分に注目しなければならない。メディアは、なにを、どのように伝えているのか。誰のための報道であり、どのような意味を持ちうるのか。これは受け手である視聴者/読者側が常に意識しなければならない問題である。
メディア表象のなかでもっとも批判されるのは、ステレオタイプ(紋切り型)の再生産である。ある先入観、あるいは言説を繰り返して表象し、強調することによって、それが社会の一般認識、あるいは「常識」として定着してしまうケースは多々ある。マイノリティーの人々に対するレッテル張り、偏見の固定化などが挙げられる。さらに言えば、偏った見方の提示に終わってしまう場合もたくさんある。断っておきたいのは、ここでメディアを悪者として断罪するつもりはない。社会に警鐘を鳴らし、聞こえぬ声を拾い、社会全体で共有すべき問題を積極的に取り上げるジャーナリストの努力も、これまでの多くのメディアの映像を通して確認することができる。しかし、ここで強調したいのは、メディアの表象や言説内容に対して、受け手側のもつべき批判的に読み解く姿勢である。そうなるためには、やはり多くのメディア言説に接触し、異なる立場の意見を取り入れ、複眼的に比較し考える努力が必要とされる。ますます複雑化し、断片化していく情報社会との付き合い方を考える際に、まず自分のメディア表象を読み解く能力に磨きをかけることから出発するのが一つ有効な方法なのかもしれない。
そこでメディアを使いこなすリテラシー(教養)能力が重要な課題として浮上する。教育現場にいる我々は、現代社会における必要不可欠な「メディア力」の向上について、知恵を絞って力を注いでいる。ここではメディアとの付き合い方について、メディア表象を読み解くことの重要性を取り上げる。
それは英語の「representation」の訳語であることから分かるように、メディアの「表象」とは、メディアを通して社会が再現され、解釈され、そして意味が再生産されていくことである。そこでメディアの表象でカバーできる範囲は、社会の全貌ではなくあくまで一側面、あるいはほんの一部にすぎないということを自覚し、理解しなければならない。しかし、マスメディアによって伝えられたものは、社会の全貌そのものとして捉えられ、無意識に受け入れられてしまうケースが多々ある。
メディア、とりわけマスメディアは言論の自由という理念を掲げ、中立、客観性、不偏不党の報道という規範的信条をその職業倫理として成り立つ社会システムの一つである。こうした社会的言論機関とも呼ばれるマスメディアを舞台に、映像や活字を通して表現活動を行うのはジャーナリストといった人々である。マスメディアは、上述した規範的信条のほかに、作り手の主観的意識の働きを通して、社会の出来事を取捨選択し報道活動を行っているのである。メディアにおける表象問題を考える際に、まさにこうした主観的、意図的、あるいは無意識的に構成される部分に注目しなければならない。メディアは、なにを、どのように伝えているのか。誰のための報道であり、どのような意味を持ちうるのか。これは受け手である視聴者/読者側が常に意識しなければならない問題である。
メディア表象のなかでもっとも批判されるのは、ステレオタイプ(紋切り型)の再生産である。ある先入観、あるいは言説を繰り返して表象し、強調することによって、それが社会の一般認識、あるいは「常識」として定着してしまうケースは多々ある。マイノリティーの人々に対するレッテル張り、偏見の固定化などが挙げられる。さらに言えば、偏った見方の提示に終わってしまう場合もたくさんある。断っておきたいのは、ここでメディアを悪者として断罪するつもりはない。社会に警鐘を鳴らし、聞こえぬ声を拾い、社会全体で共有すべき問題を積極的に取り上げるジャーナリストの努力も、これまでの多くのメディアの映像を通して確認することができる。しかし、ここで強調したいのは、メディアの表象や言説内容に対して、受け手側のもつべき批判的に読み解く姿勢である。そうなるためには、やはり多くのメディア言説に接触し、異なる立場の意見を取り入れ、複眼的に比較し考える努力が必要とされる。ますます複雑化し、断片化していく情報社会との付き合い方を考える際に、まず自分のメディア表象を読み解く能力に磨きをかけることから出発するのが一つ有効な方法なのかもしれない。
2011年11月17日木曜日
i-SIM News 093/スポーツの様々な見方
11月17日現在、バレーボール WORLD CUP 2011での日本の順位は6勝3敗で4位である。しかし、世界ランキング1位のブラジルをストレートで下し、上位3チームに与えられるロンドンオリンピック出場権を獲得する可能性が残った。この粘り強い、日本の強さの秘密はなんなのだろうか。 (ISIM研究員 石丸出穂)
昨年の世界バレー(世界選手権大会)で、日本女子バレーボールチームが3位決定戦でアメリカを破り、銅メダルを獲得したのは記憶に新しい。そして現在行われているバレーボール WORLD CUP 2011においても、昨年以上の成績を目指し、日々彼女らは戦っている。
日本をはじめ、世界のバレーボール界がデータを駆使して闘うようになって久しい。その中でも昨年の世界バレーで日本女子の真鍋監督が、i-Padを使って選手にアドバイスを送っている姿がTVで放送され、一躍その情報戦略活動が注目されるようになった。i-Padに情報を伝達していたのが、アナリスト(情報戦略スタッフ)である。
アナリストは、自チームの試合中はエンドライン後方のスタッフ席(記録席)と呼ばれる場所で、その試合の情報収集・分析・伝達を行っている。選手がサーブを打つ準備をしているシーンを正面から撮影される場合、画面に映ることがあるので、ぜひそこにも注目していただきたい。自チーム以外の試合では、観客席にあるエンドライン後方に位置する"ビデオ席"で、収集作業を行っている。
近年、バレーボールでは世界の標準データソフトとして、イタリアで開発された『Data Volley & Video』が使用されている。北京オリンピックでは、男女24チームの参加国中、22ヵ国がこのソフトを使用している。ブラインドタッチで、ボールに接触したプレーはもちろん、それ以外のプレーヤーの動きに関する情報すべてを収集している。たとえば、ホームチームの1番がジャンプサーブを1の位置から9の位置へ打ち、アウェイチームの4番がレセプション(サーブレシーブ)を完璧に返球し、8番がBクイックを9Cの位置に打って、ホームチーム20番がディグ(スパイクレシーブ)をミスしたという場合、「1SQ19.4# a8PB9C.20D=」というコードであらわす。このとき、サーブを表すコードSやアタックを表すコードP(もしくはA)が入力されたときのタイムコードが同時に記録される。入力されたコードは、客観的データとして蓄積され、表や、グラフ、チャートとしてまとめられる。1試合に収集するコードは、フルセットになると1000を超える。
2011年11月2日水曜日
i-SIM News 092/こどもスポーツ大学 in OTOINEPPU 開催!
10月29(土)、30(日)の2日間、北海道中川郡音威子府(おといねっぷ)村で1泊2日の「こどもスポーツ大学」が開催されました。対象は、北海道上川5市町村の小学3〜6年生21名。子どもたちは自分で考えて行動することの難しさを体験しながら、それぞれがいま"できないこと"をどう乗り越えるか、スポーツを通じてチャレンジしました。(ISIM研究スタッフ 大町祐太)
今回のこどもスポーツ大学のテーマは"できないこと"は"できるようになる"。それぞれがいま"できないこと"はどんなことだろうか、そして2日間で"できるようになる"ためには何をしなければいけないのかを考えることからプログラムがスタートしました。21人の"大学生"たちは「友達をなるべくたくさん作る」「多くの友達に話かけるようにする」など、それぞれの"できないこと"を発表。2日目の修了式までに目標が達成できるよう、自分自身と約束をしました。
こどもスポーツ大学では子どもたちは小学生ではなく大学生という設定なので、自分のことは自分でなんとかしなければいけません。時間の使い方から、体調管理まで、先生からの指示はありません。その代わりに、先生方がたくさんのヒントを与えてくれます。「自分の体を整えるためには、どんな食べ物が必要なのか」「スポーツとことばは、実はすごく関係があること」「"できないこと"というのは、本当はすごく良いことであること」など、たくさんのアドバイスがありました。これらを自分の中で「考えて」「整理して」「行動する」ということが小学生と大学生の大きな違いです。
はじめに自分と約束したことが、2日間で"できるようになった"学生、2日間では"できなかった"学生、もちろん結果はそれぞれでしたが「大切なのは今回できなかったことを、これからも"できるようになる"ために努力すること」であるという先生方からの最後のメッセージ。はじめのときとは比べものにならない程、成長した彼らの顔つきは、今でも脳裏に鮮明に残っています。
自分ができないこと「Chance(機会)」に「Challenge(挑戦)」して、できるようになる「Change(変化)」ということ。これは21人の子どもたちだけではなく、私たち大人にとっても感慨深いテーマでした。子どもたちが一生懸命変わろうとする姿を見て、むしろ周りにいる大人たちが本気になってしまうところも、こどもスポーツ大学の魅力であると私は感じています。またいつか、熱い気持ちを持った大人たちの中で、より大きくなった"大学生たち"に再会できる日を楽しみにしています。
2011年10月19日水曜日
i-SIM News 091/愛が溢れる、仙台大学大学祭のお知らせ!
10月29(土)、30(日)の2日間、仙台大学で毎年恒例の大学祭が開催されます。今年度のテーマは「〜愛〜 助け愛、支え愛、信じ愛」と"愛"が盛り沢山の、笑顔溢れる大学祭になることを目標に、学友会を中心に準備に励んでいます。(仙台大学大学祭実行委員長 金子優人)
今年の大学祭は、3月に発生した東日本大震災に負けないぞーと、私たち学友会が元気の源となり、地域の皆さんはじめ来場いただく人たちに元気を分けてあげられればと意気込んでいます。学内には有志学生がたこ焼きや焼きそばなどの屋台を開店、日ごろのアルバイトなどで磨いた腕前を披露します。大型ビジョン前のメインステージでは、ミスコンや歌スタといった様々なイベントを企画しています。そして今年はさらに豪華ゲストとして、歌手のナオト・インティライミさんをお呼びして新装成った第5体育館を舞台として特設ライブを行う予定です!!!先着2,000名となっていますが、費用は無料です。当日は学内のいたるところに募金箱を設置し、集まったお金は大震災の義援金として寄付しようと考えています。みなさんの来学を心よりお待ちしています!
今年の大学祭は、3月に発生した東日本大震災に負けないぞーと、私たち学友会が元気の源となり、地域の皆さんはじめ来場いただく人たちに元気を分けてあげられればと意気込んでいます。学内には有志学生がたこ焼きや焼きそばなどの屋台を開店、日ごろのアルバイトなどで磨いた腕前を披露します。大型ビジョン前のメインステージでは、ミスコンや歌スタといった様々なイベントを企画しています。そして今年はさらに豪華ゲストとして、歌手のナオト・インティライミさんをお呼びして新装成った第5体育館を舞台として特設ライブを行う予定です!!!先着2,000名となっていますが、費用は無料です。当日は学内のいたるところに募金箱を設置し、集まったお金は大震災の義援金として寄付しようと考えています。みなさんの来学を心よりお待ちしています!
2011年10月5日水曜日
i-SIM News 090/第2回こどもスポーツ大学 in NAGAOKA開催!
9月23日(金)から25日(日)、新潟県長岡市で2回目となる「こどもスポーツ大学」が開催されました。今年度は長岡のスポーツをリードする中学生を対象に、様々なスポーツ教育プログラムを実施しました。子どもたちの小さな成長に気づき、喜びを感じさせられるとともに、私たちが学びを与えてもらった三日間となりました。(ISIM 木間奈津子 運営スタッフ)
こどもスポーツ大学では日頃あまり体験しないことにたくさんチャレンジします。
どんなに頑張っても試合に勝つことができなかったキャプテンがいます。敗因は彼にはわかっていました。「もっと前に走って!」「声だして!」懸命な呼びかけに苛立ちが表れます。試合終了。彼の努力は実りませんでした。曇ったままのこころを抱えて、彼は修了式を迎えました。しかし、各チームから選ばれるMVP(優秀選手)としてコーチから彼の名前が呼ばれます。試合中の頑張りと最後まであきらめなかった姿勢を賞賛された途端、強ばった表情がしだいに照れに変わり、大きな拍手の中、彼は堂々とそこに立ちました。
この三日間、思い通りにいかないことはたくさんあったと思います。それは地域のクラブや学校、家庭でも同じです。思い通りにいかないとき、そのことに自分がどう向き合うか。参加した39人の中学生は自身のなかにある「新しい自分」にエールを送ることができたのではないでしょうか。
子どもたち一人ひとりの種が長岡という熱い大人たちの耕す「地域の土」で育っていくことを祈っています。
2011年9月7日水曜日
i-SIM News 088/東日本大震災から半年
1万人以上の命をのみ込んだ東日本大震災から半年になろうとしている。この間、スポーツ界からも様々な支援や協力が行われ、被災地にスポーツを通した想いが届いている。
スポーツに関わるものとして、いつもスポーツの価値について考えているが、大震災で一層スポーツが持つ力について考えることが増えた。この半年間、時間の重さと経過を感じながら、私が経験し、感じた阪神淡路の震災を思い出した。(ISIM 藤本研究員)
阪神大震災時に高校生だった自分には、悲惨な状況下で「スポーツでできること」という発想は皆無だった。ただただ自分ができることをひたすら考え、無い知恵を搾り出していた。その時、あるニュースで、ビルの倒壊、瓦礫の散乱、移動ルートの寸断等が目に飛び込んだ。「バイクや車は道路が寸断され移動が困難」というアナウンサーの言葉が映像と共に流れた。映し出された映像に自転車で移動する被災者の姿があった。ふと、移動は自転車が有効になるだろうな・・・と思ったことを契機に、単純に「チャリンコを直しに行こう」と思ったのを覚えている。
修理やメンテナンスは、自転車競技の選手として欠かせない能力の一つでもあるが、自転車競技をする前から、私は物(主に機械類)の構造に興味があり、触ったり、バラしたりと、とにかく触るのが好きだったこともあり、自転車は恰好の対象でもあった。
現地では、"誰かが使うかもしれない""使った人が、あって良かったと思ってくれれば"の想いや、"こんなことをしても、誰が使うのか""もしかすると使われずにゴミと化すかもしれない"—。こんな自分の心の葛藤を押さえつつ、自転車を直すために、焼け焦げたもの、瓦礫の中に埋もれ潰れて変形してしまっているもの、こんな状態から少しでも使える部品を集めて修理していた。時には10台分の部品をかき集めて、1台を"再生"することもあった。
また、その場の惨状を目の前にしながら、"自分のすべきことをする"意志みたいな精神力を維持しなければならなかったが、私は、とにかく"目の前にある現実に対して自分ができることを"の一心で、黙々と自転車を直し続けた。
高校生だった自分にできることのあまりの少なさに、情けなさを感じながら、辺りに転がっていたダンボールの切れ端に"使ってください"とマジックで殴り書きし、次の自転車を復活させようと移動した。
個人では無力ではないにせよ、できる規模が小さい。今思えばこのとき"繋がり"があれば、自転車を本当に必要としているところに行き、直すことをやっていれば、もっと有効だったのではないかと思うこともある。
今回の震災は阪神淡路と単純に比べることができないが、人と人との繋がりや絆を復興テーマに掲げているのを多く目にする。阪神淡路の時は野球がいち早く反応し、メッセージを発信していたのも記憶している。今回はサッカー界の対応が素早かった。
スポーツは、そのパフォーマンスを見せることで想いは届けられる。スポーツイベント等でも即効性のあるものも提供できるが、数年、十数年にわたる継続力のある活動になりうるのだろうか。大多数が一過性のものに過ぎないように思う。スポーツが今できることを考える上で、そのネットワークを活かした活動がヒントを与えてくれると感じるが、そこには復興に向けた長いスパンの継続力・持続力のあるつながりが必要であり、そこに関わるすべての人の覚悟と決断が必要ではないかと、今改めて感じる。
スポーツに関わるものとして、いつもスポーツの価値について考えているが、大震災で一層スポーツが持つ力について考えることが増えた。この半年間、時間の重さと経過を感じながら、私が経験し、感じた阪神淡路の震災を思い出した。(ISIM 藤本研究員)
阪神大震災時に高校生だった自分には、悲惨な状況下で「スポーツでできること」という発想は皆無だった。ただただ自分ができることをひたすら考え、無い知恵を搾り出していた。その時、あるニュースで、ビルの倒壊、瓦礫の散乱、移動ルートの寸断等が目に飛び込んだ。「バイクや車は道路が寸断され移動が困難」というアナウンサーの言葉が映像と共に流れた。映し出された映像に自転車で移動する被災者の姿があった。ふと、移動は自転車が有効になるだろうな・・・と思ったことを契機に、単純に「チャリンコを直しに行こう」と思ったのを覚えている。
修理やメンテナンスは、自転車競技の選手として欠かせない能力の一つでもあるが、自転車競技をする前から、私は物(主に機械類)の構造に興味があり、触ったり、バラしたりと、とにかく触るのが好きだったこともあり、自転車は恰好の対象でもあった。
現地では、"誰かが使うかもしれない""使った人が、あって良かったと思ってくれれば"の想いや、"こんなことをしても、誰が使うのか""もしかすると使われずにゴミと化すかもしれない"—。こんな自分の心の葛藤を押さえつつ、自転車を直すために、焼け焦げたもの、瓦礫の中に埋もれ潰れて変形してしまっているもの、こんな状態から少しでも使える部品を集めて修理していた。時には10台分の部品をかき集めて、1台を"再生"することもあった。
また、その場の惨状を目の前にしながら、"自分のすべきことをする"意志みたいな精神力を維持しなければならなかったが、私は、とにかく"目の前にある現実に対して自分ができることを"の一心で、黙々と自転車を直し続けた。
高校生だった自分にできることのあまりの少なさに、情けなさを感じながら、辺りに転がっていたダンボールの切れ端に"使ってください"とマジックで殴り書きし、次の自転車を復活させようと移動した。
個人では無力ではないにせよ、できる規模が小さい。今思えばこのとき"繋がり"があれば、自転車を本当に必要としているところに行き、直すことをやっていれば、もっと有効だったのではないかと思うこともある。
今回の震災は阪神淡路と単純に比べることができないが、人と人との繋がりや絆を復興テーマに掲げているのを多く目にする。阪神淡路の時は野球がいち早く反応し、メッセージを発信していたのも記憶している。今回はサッカー界の対応が素早かった。
スポーツは、そのパフォーマンスを見せることで想いは届けられる。スポーツイベント等でも即効性のあるものも提供できるが、数年、十数年にわたる継続力のある活動になりうるのだろうか。大多数が一過性のものに過ぎないように思う。スポーツが今できることを考える上で、そのネットワークを活かした活動がヒントを与えてくれると感じるが、そこには復興に向けた長いスパンの継続力・持続力のあるつながりが必要であり、そこに関わるすべての人の覚悟と決断が必要ではないかと、今改めて感じる。
2011年8月18日木曜日
i-SIM News 087/インターンシップを終えて
こんにちは。私は6月中旬からお盆前まで、仙台大学スポーツ情報マスメディア研究所でインターンシップ生としての2ヶ月間働かせていただきました。私を暖かく受け入れてくださった研究所の方々のおかげで、日米大学の相違点に気付くなど、貴重な体験をすることができました。(アメリカ・モンタナ大学4年 齋藤智子)
はじめは、インターンシップ生として実務に携わることはあまりできないのでは、と考えていました。しかし、インターンシップ初日からその予想は良い意味で裏切られ、ミーティングはもちろん、研究所での様々な業務をスタッフの一員として取り組むことができました。
研究所では、主にミーティングや簡単なルーティンワークに参加していましたが、7月下旬には岩手でのタレント発掘・育成事業に参加させていただきました。前日のミーティングを終えて、当日は見学及び研究スタッフのサポートをする予定でした。しかし状況が一変し、急遽私自身が子どもたちにレクチャーをすることになったのです。何をどう教えていいものかと悩みましたが、研究員の方々からの助言もあり、当日のプランを作成することができました。
岩手県のタレント発掘(いわてスーパーキッズ)は、小学6年生と中学1年生を対象にプログラムが実施されています。そこで驚いたことは、スーパーキッズたちの姿勢です。まっ先にゲームに取りかかる子、周囲の意見を聞いてまとめる子、的確に間違いを指摘する子など、千差万別でした。彼ら一人一人にとって「自分を知る」良い機会になったのではないかと思います。また中学1年生のプログラム中、英語を取り入れた簡単なゲームでは、自分の持っている力を一生懸命発揮して問題に取り組む姿が印象的でした。質問についても恥ずかしがることなく、堂々として、時には子どもらしい可愛い失敗もしていました。
インターンシップの体験を通じて、子どもに何かを教える楽しさとともに、私自身が成長できる良い機会になったと考えております。今回はタレント発掘について取り上げましたが、その他にもおかげさまプロジェクトのような人と人とのつながりを再確認できる、とても意味のあるプロジェクトにも参加できました。人とのつながりを大切にする研究員の先生方に支えられ、今回のインターンシップが素晴らしい経験になりました。
はじめは、インターンシップ生として実務に携わることはあまりできないのでは、と考えていました。しかし、インターンシップ初日からその予想は良い意味で裏切られ、ミーティングはもちろん、研究所での様々な業務をスタッフの一員として取り組むことができました。
研究所では、主にミーティングや簡単なルーティンワークに参加していましたが、7月下旬には岩手でのタレント発掘・育成事業に参加させていただきました。前日のミーティングを終えて、当日は見学及び研究スタッフのサポートをする予定でした。しかし状況が一変し、急遽私自身が子どもたちにレクチャーをすることになったのです。何をどう教えていいものかと悩みましたが、研究員の方々からの助言もあり、当日のプランを作成することができました。
岩手県のタレント発掘(いわてスーパーキッズ)は、小学6年生と中学1年生を対象にプログラムが実施されています。そこで驚いたことは、スーパーキッズたちの姿勢です。まっ先にゲームに取りかかる子、周囲の意見を聞いてまとめる子、的確に間違いを指摘する子など、千差万別でした。彼ら一人一人にとって「自分を知る」良い機会になったのではないかと思います。また中学1年生のプログラム中、英語を取り入れた簡単なゲームでは、自分の持っている力を一生懸命発揮して問題に取り組む姿が印象的でした。質問についても恥ずかしがることなく、堂々として、時には子どもらしい可愛い失敗もしていました。
インターンシップの体験を通じて、子どもに何かを教える楽しさとともに、私自身が成長できる良い機会になったと考えております。今回はタレント発掘について取り上げましたが、その他にもおかげさまプロジェクトのような人と人とのつながりを再確認できる、とても意味のあるプロジェクトにも参加できました。人とのつながりを大切にする研究員の先生方に支えられ、今回のインターンシップが素晴らしい経験になりました。
2011年8月3日水曜日
i-SIM News 086/ メディアが伝えられる限界とは?
こんにちは。私はスポーツ情報マスメディア研究所の非常勤研究員としてアカデミー(学科の有志)で映像・音響を指導しています。同時に現在は、障害者と震災を軸にした映画制作に取り組み、東北各県の被災地に行き撮影を行っています。自分が目にし、耳にした事をどうしたら多くの人に伝えられるのか日々悩んでいます。(映像アカデミー担当 小野寺努)
映像で何が伝えられるのか?それは今回の大震災を伝える事に限らず、メディアにとって永遠のテーマです。
震災とは別な話のようですが、私は長年「なでしこリーグ」の試合やチームの取材、「なでしこジャパン」のキャンプの取材などを行ってきました。現在はワールドカップで優勝したことにより注目されていますが、女子サッカーリーグや女子選手における環境の悪さに驚きました。澤選手もそうですが、取材をする各メディアの人間全てが、女子サッカーがもっと注目され、観客動員数の増加を願い、女子サッカーの良さを伝えようとしていました。しかし、全国にネット局を持つテレビで紹介される事は少なく、チームを持つ地元メディアで簡単に紹介されれば、まだましだという状況でした。メダル獲得という事が無ければ、今年もまた「なでしこジャパン」はそんなに大きく取り上げられる事はなかったのではないかと思います。
メディアは日々何を伝えられるのか?「なでしこジャパン」のケースや「震災」を伝える事を挙げても悩みは同じです。一過性の要素は全ての取材対象に存在すると考えられます。だからこそ日々悩むのです。
永久的に伝え続ける事ができるのか?現場で起きている事の「何」を伝えるのか?解決のできない永遠のテーマかもしれません。
そこで私は映画という残る形として制作し、表現し、伝え残す道を歩んでいます。全てを伝えきれなくとも、形を残す事が私にできる精一杯の自分の力だと思っています。
もしかしたら、今回の震災を映像で伝える事は、メディアができるボランティア活動かもしれません。
メディアを目指す人、興味のある人。将来にわたり、共に悩んでみませんか?
映像で何が伝えられるのか?それは今回の大震災を伝える事に限らず、メディアにとって永遠のテーマです。
震災とは別な話のようですが、私は長年「なでしこリーグ」の試合やチームの取材、「なでしこジャパン」のキャンプの取材などを行ってきました。現在はワールドカップで優勝したことにより注目されていますが、女子サッカーリーグや女子選手における環境の悪さに驚きました。澤選手もそうですが、取材をする各メディアの人間全てが、女子サッカーがもっと注目され、観客動員数の増加を願い、女子サッカーの良さを伝えようとしていました。しかし、全国にネット局を持つテレビで紹介される事は少なく、チームを持つ地元メディアで簡単に紹介されれば、まだましだという状況でした。メダル獲得という事が無ければ、今年もまた「なでしこジャパン」はそんなに大きく取り上げられる事はなかったのではないかと思います。
メディアは日々何を伝えられるのか?「なでしこジャパン」のケースや「震災」を伝える事を挙げても悩みは同じです。一過性の要素は全ての取材対象に存在すると考えられます。だからこそ日々悩むのです。
永久的に伝え続ける事ができるのか?現場で起きている事の「何」を伝えるのか?解決のできない永遠のテーマかもしれません。
そこで私は映画という残る形として制作し、表現し、伝え残す道を歩んでいます。全てを伝えきれなくとも、形を残す事が私にできる精一杯の自分の力だと思っています。
もしかしたら、今回の震災を映像で伝える事は、メディアができるボランティア活動かもしれません。
メディアを目指す人、興味のある人。将来にわたり、共に悩んでみませんか?
2011年7月19日火曜日
i-SIM News085/「TEAM宮城」実践的な情報支援活動
こんにちは。スポーツ情報マスメディア(SIM)学科では、3年になるとスポーツ情報戦略論演習2の授業が行われます。この中で私たち有志は「TEAM宮城」という情報支援プロジェクトを立ち上げ、実践的な活動を多角的に展開しています。(SIM学科3年 伊藤ありさ)
2011年7月6日水曜日
i-SIM News084/準備大詰め!学科一日体験会
東日本大震災で授業開始が1カ月遅れたためか、あっという間に暑い夏がやってきました。大学は例年、夏の声を聞くと来年の新入生を迎える準備に入ります。7月9日(土)、10日(日)は学科一日体験会が開かれます。受験生にしっかりと大学・学科を知ってもらうのが狙いです。(山内亨スポーツ情報マスメディア学科長・研究所長)
http://isim-suni.blogspot.com/
仙台大学の学科一日体験会は毎年暑い夏がやってくる直前に開かれます。大学数の増加と少子化の影響で、一部の大学を除き進学希望者の全入時代を迎えたといわれています。仙台大学は定員を割る事態にはなっていませんが、安易に受験し入学し、「こんなはずじゃなかった」と進路変更を求める学生が毎年数人います。
大学の内容をよく知ってもらうと同時に、ミスマッチから進路変更などの事態を避けたいと企画されたのが「学科一日体験会」です。各学科は普段の授業を見てもらうと共に学科の魅力を知ってもらおうと工夫を凝らしています。
スポーツ情報マスメディア学科は体育学科、現代武道学科と9日に開催します。
3学科合同で受講者を迎えた後、各学科の在校生が仙台大学の魅力を説明します。学生はこれまで4年間で培った力を発揮しようと汗を拭き拭き撮影と編集に飛び回っています。
1限目の「コミュニケーションスキル体験」と「情報とは」の講義の後は、4人の先生が「競技力向上のための戦略映像」「テレビ番組ができるまで」「国際競技力向上と情報戦略」「ジャーナリズムの世界を知る」と普段大学で行っている内容を分かり易く紹介する授業を準備しています。
在学生が関わる「学科一日体験会」の役割がもうひとつあります。1日の締めくくりで見せる「振り返り」VTR制作です。各学科からイベント内容を細かく撮影し紹介して欲しいと要望が来ています。とは言え、3分から5分で全てを見せるのは難しく、終了間際の授業を短時間でどのように撮影し編集しようかと打ち合わせを繰り返しています。
プロの世界ならば再生機を複数準備して、ロール分け編集・ロール出しをします。
確実に編集が出来る時間までの部分とギリギリになる部分を分けて編集し、完成している部分が流されている最中に後半部分を持ち込んで紹介する「追っかけ放送」スタイルも可能です。さらに時間が無ければノー編集ラッシュ出しもあります。このためには取材対象をあたかも編集したようにカットを吟味して撮影する必要があります。いずれにしてもどんな撮影方法、編集方法が最も上手くいくか最終打ち合わせ中です。
他学科の期待に答え、どんな映像紹介が出来るか楽しみです。そして「学科一日体験会」に参加した受講生が1人でも多く仙台大学に入学してくれることを望みます。
http://isim-suni.blogspot.com/
仙台大学の学科一日体験会は毎年暑い夏がやってくる直前に開かれます。大学数の増加と少子化の影響で、一部の大学を除き進学希望者の全入時代を迎えたといわれています。仙台大学は定員を割る事態にはなっていませんが、安易に受験し入学し、「こんなはずじゃなかった」と進路変更を求める学生が毎年数人います。
大学の内容をよく知ってもらうと同時に、ミスマッチから進路変更などの事態を避けたいと企画されたのが「学科一日体験会」です。各学科は普段の授業を見てもらうと共に学科の魅力を知ってもらおうと工夫を凝らしています。
スポーツ情報マスメディア学科は体育学科、現代武道学科と9日に開催します。
3学科合同で受講者を迎えた後、各学科の在校生が仙台大学の魅力を説明します。学生はこれまで4年間で培った力を発揮しようと汗を拭き拭き撮影と編集に飛び回っています。
| バレーボールの情報分析活動に耳を傾ける高校生たち |
在学生が関わる「学科一日体験会」の役割がもうひとつあります。1日の締めくくりで見せる「振り返り」VTR制作です。各学科からイベント内容を細かく撮影し紹介して欲しいと要望が来ています。とは言え、3分から5分で全てを見せるのは難しく、終了間際の授業を短時間でどのように撮影し編集しようかと打ち合わせを繰り返しています。
プロの世界ならば再生機を複数準備して、ロール分け編集・ロール出しをします。
| 映像編集チームのミーティング風景 |
他学科の期待に答え、どんな映像紹介が出来るか楽しみです。そして「学科一日体験会」に参加した受講生が1人でも多く仙台大学に入学してくれることを望みます。
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2011年6月16日木曜日
i-SIM News083/情報戦略「知の集約と発信」拠点、いよいよ始動=ISIM情報センター
仙台大学スポーツ情報マスメディア研究所(ISIM)は2011年6月、スポーツ情報戦略に関わるハブ拠点「スポーツ情報戦略研究センター」を開設した。学内外で行われる情報戦略活動の実践者が集い、知識や経験を共有する。また学生は情報戦略の「実務と実践」に触れて学ぶ。その真のねらいとは。(ISIM 阿部研究員)
ISIMスポーツ情報戦略研究センター(ISIM Sport Intelligence and Technical Research Center)を統括する阿部篤志講師に聞く。
◯ 情報センターを立ち上げたねらいは?
「情報センターの目的は3つあります。一つは、学科・研究所を立ち上げてから展開されてきた学内外での様々な情報戦略活動を一元化するための「拠点」を設けること。二つ目は、明確な拠点を示すことで情報戦略活動に関わる人の「ネットワーク化」を図ること。三つ目は、学内外における情報戦略に関わる人の繋がりと出入りを通じて情報戦略に関する「知見の集約と発信」を図ることにあります。
これらを実現することは、仙台大学における情報戦略領域の教育・研究活動の質を高める上で不可欠なことであり、ISIMの創成期であるこれまでの3年間における、情報戦略に関わる様々な挑戦を整理し体系化していく「発展期」へと移行する必要がありました。そのことが、情報戦略研究領域における相互協力協定※を締結しているJISSをはじめとする、学外関連団体との連携を、双方にとってより有益なものへと導くことができると考えるからです。」
◯ どのような取り組みを考えていますか?
「本年度の情報センターは『支援プログラム(Support and
Consulting Program)』と『アカデミープログラム(Academy Program)』の二つの柱で運営する予定です。
支援プログラムは、学内であれば部活動、学外であれば地域のスポーツ団体などとの連携により、実際の情報戦略支援活動に関わります。『情報戦略支援』という言葉は馴染みがないかと思いますが、簡単に言うと、スポーツに関わるチーム(選手)や組織の目的や目標を達成するための営みに「役に立つ」情報を提供する活動です。映像を撮影してゲーム分析やパフォーマンス分析を支援することもあれば、チームの活動を戦略的に伝えるためのDVDを作成することもあります。ミーティングや会議で配布する効果的な文書(資料)を作成することも情報戦略支援活動の一つです。いずれも大事なことは、目的達成に向けて期待される変化(Effect)を理解し、その変化を生み出すために鍵となるメッセージ(Message)を信頼のおける情報源(Source)から収集した情報内容(Content)を用いて、対象となる人(Target)に効果的に伝達(Operation)していくことにあります。
その一連の活動で生み出された付加価値のある情報(Intelligence)は、様々なスポーツ活動を進めていく意志決定者の判断と決断を支えます。情報を有効に活用してもらうためには、情報戦略活動を必要とする方々との信頼関係を築くことが不可欠です。私たちは学生が一連の取り組みの中で、そのようなことも含めて、スポーツの価値を認め、情報を正確かつ適切に扱い、問題解決を支えることのできる人へと成長してほしいと願いつつ、プログラムを計画しています。
アカデミープログラムは、その実践をより質の高いものへと変化させていくための場として、以下のような枠組みでの運営を予定しています。
アカデミープログラムの枠組みと内容(一部計画案)
プロジェクト
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内容
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情報戦略事例検討会
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学内外の様々な枠組み(例えば地域タレント発掘・育成やJISS・JOCでの実地研修、部活動など)において行っている情報戦略活動を報告・共有する場とする。学外関係者を招聘した事例紹介も含む
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競技間連携情報戦略フォーラム
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指導者が集まり、競技力向上において情報をどのような視点や方法で扱っているかを一堂に会す形で共有し、競技を越えたディスカッションを試みる
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映像活用ワークショップ
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情報戦略活動において一つの活動領域としてニーズが増大している「(競技)映像の活用」に焦点をあてた勉強会とする。
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情報(IT)リテラシー向上セミナー
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昨年度までの3ヵ年で実施された「情報(IT)リテラシー教育手法の検討」の成果を生かし、仕事を効果的に進める上で必要なスキルの一つとして重要な「情報技術(IT)」に焦点をあてたセミナーを全学公開(オープン)で開催する。この取り組みに対しては、学内からの要望も多く寄せられている
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学外連携アカデミー
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ISIMとして従来から取り組んできた学外への学生派遣による実践的な教育活動を継続しつつ、同様の活動への参画に高い意志を持つ、より多くの学生に対し、分かりやすく機会が開かれるように調整する機能を果たす
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◯ ここで学ぶ学生に向けて一言
「情報センターは、学生の皆さんがチームとして互いに出会い、学び合い、高まり合うための『場』として用意されました。現在、大学で学ぶ皆さんはもちろんのこと、これから大学進学を目指して勉強をしている高校生の皆さんにも、新しい可能性に挑戦し世界を広げてもらう『場』として、ここを目指してもらいたいと考えています。」
ISIMスポーツ情報戦略研究センターについての詳しい内容は、スポーツ情報マスメディア研究所(TEL 0224-55-1045/担当:稲福)までお問い合わせ下さい。
※仙台大学とJISSとの「スポーツ情報研究に対する連携協力に関する協定」
国立スポーツ科学センター(JISS)と仙台大学は2007年10月、「スポーツ情報研究に対する連携協力に関する協定」を締結し、「スポーツ情報戦略に関わる共同研究やインターンシップの実施等の業務提携・人的交流を通じ、わが国のスポーツ情報分野の発展と次世代に向けた人材育成を図る」ことを目的としました。
この連携で目指してきたことについては「JISS-仙台大・スポーツ情報戦略連携の可能性~仙台大スポーツ情報マスメディア研究所設立の背景と期待~」(2007年12月19日)に詳しく記されていますのでご覧ください。
http://naash.go.jp/jiss/Portals/0/column/action_54.html
国立スポーツ科学センターと情報戦略研究で連携(2007年)
~JISSとの提携は私立大学では初~
http://www.sendaidaigaku.jp/new_topics/index.php?id=28&mode=style1
国立スポーツ科学センターと情報戦略研究で連携(2007年)
~JISSとの提携は私立大学では初~
http://www.sendaidaigaku.jp/new_topics/index.php?id=28&mode=style1
2011年6月1日水曜日
i-SIM News082/わか杉っ子に新たな顔ぶれ
5月28日(土)、AKITAスーパーわか杉っ子発掘プロジェクト二期生認定証交付式が挙行された。これでわか杉っ子は一期生5名に加え、二期生4名が新たな仲間となる。式終了後、スポーツ教育プログラム、保護者プログラム、フェンシングプログラムが実施された。(ISIM 粟木一博副所長)
http://isim-suni.blogspot.com/
28日(土)に秋田県スポーツ科学センターで、AKITAスーパーわか杉っ子発掘プロジェクト二期生に対する認定証交付式が行われた。応募者29名の中から選ばれた新たなタレントは成田琉夏(秋田市立大住小5年)、宮崎泰我(男鹿市立船川第一小5年)、酒井さゆり(男鹿市立船川第一小4年)、土佐千乃(秋田市立仁井田小4年)の4名。これでわか杉っ子は前年度選ばれた一期生と合わせて9名になった。
4名はそれぞれ名前を呼ばれると大きな声で元気に返事をして大石勤秋田県企画振興部部長から認定証を手渡された。その後、瀬田川栄一秋田県フェンシング協会会長・県議会議員からの「着実な一歩が尊い」という趣旨の言葉に、子どもたちは真剣なまなざしで耳を傾けていた。一期生の田村涼華(能代市立二ツ井小6年)からは「皆さんを歓迎します。一緒に力を合わせて頑張っていきましょう」とエールが送られた。これに対し、二期生一人一人から「強い気持ちでオリンピックを目指していきたい」と力強い決意表明がなされた。
次に子どもたちはスポーツ教育プログラムの課題に臨んだ。今日の課題は板に打ち付けられた釘の頭に10本の釘を乗せるというもので、かなりの集中力が必要とされる。ただ、今回のプログラムは集中力や根気強く考える力を試すことにもまして、出会った9人の仲間が円滑にコミュニケーションをとれる場を提供することが大きな目的。全員が笑顔で仲良く課題に取り組んでいる姿が印象的だった。保護者たちは別の研修室において、スポーツ教育プログラムやタレント発掘育成事業が目指すことについての説明を聞いた。ここではスポーツの強化が特定の人材に対して行われる時代から、国などからの大きなサポートのもと、タレント発掘育成事業型の時代へと推移しつつあること、そこに参加する子どもたちへの最初のそして最大の支援者は家庭であることが強調された。、合宿研修を含む年数回のプログラムの展開が予定されており、前向きに積極的な態度でプログラムに取り組むわか杉っ子たちに関係者から大きな期待が寄せられている。
http://isim-suni.blogspot.com/
4名はそれぞれ名前を呼ばれると大きな声で元気に返事をして大石勤秋田県企画振興部部長から認定証を手渡された。その後、瀬田川栄一秋田県フェンシング協会会長・県議会議員からの「着実な一歩が尊い」という趣旨の言葉に、子どもたちは真剣なまなざしで耳を傾けていた。一期生の田村涼華(能代市立二ツ井小6年)からは「皆さんを歓迎します。一緒に力を合わせて頑張っていきましょう」とエールが送られた。これに対し、二期生一人一人から「強い気持ちでオリンピックを目指していきたい」と力強い決意表明がなされた。
次に子どもたちはスポーツ教育プログラムの課題に臨んだ。今日の課題は板に打ち付けられた釘の頭に10本の釘を乗せるというもので、かなりの集中力が必要とされる。ただ、今回のプログラムは集中力や根気強く考える力を試すことにもまして、出会った9人の仲間が円滑にコミュニケーションをとれる場を提供することが大きな目的。全員が笑顔で仲良く課題に取り組んでいる姿が印象的だった。保護者たちは別の研修室において、スポーツ教育プログラムやタレント発掘育成事業が目指すことについての説明を聞いた。ここではスポーツの強化が特定の人材に対して行われる時代から、国などからの大きなサポートのもと、タレント発掘育成事業型の時代へと推移しつつあること、そこに参加する子どもたちへの最初のそして最大の支援者は家庭であることが強調された。、合宿研修を含む年数回のプログラムの展開が予定されており、前向きに積極的な態度でプログラムに取り組むわか杉っ子たちに関係者から大きな期待が寄せられている。
今後ご意見ご感想はこちらまでお願い致します。(isim2008@scn.ac.jp)
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