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2012年9月5日水曜日

i-SIM News 110/こどもスポーツ大学 in NAYORO 開催!


 

 2012年8月18日と19日の2日間、北海道上川北部広域5市町村(美深町、中川町、下川町、音威子府村、名寄市)の小学生を対象に、こどもスポーツ大学 in NAYOROが開催されました。今回参加した小学生17名は、2日間小さな“大学生”として、スポーツを通して様々な力を身につけました。(ISIM大町祐太アシスタントスタッフ)

  こどもスポーツ大学は、今年度で5回目の開催。これまで美深町を皮切りに、中川町、下川町、音威子府村で授業を開校し、総勢100名以上の卒業生を輩出してきました。
 名寄市の健康の森をメイン会場として行なわれた今回のこどもスポーツ大学では【「競い合い」と「高め合い」】をメインテーマに設定し、個人としてまだ自分の知らない力を出し切ることと、チームの中の個人として、チームの中で自分に求められていることを考えて行動することを目標としました。

 ISIM★CUP(競技大会)は個人種目と団体種目の両方の力を求められた大会です。大学生たちは、自分たちで17人を3つのチームに振り分け、2日目に実施される大会に向けて、それぞれ練習を行ないます。チームを振り分ける際には「5つの市町村の友達が均等にチームに入ること」や「3~6年生の様々な学年の友達がチームに入ること」などが、チーム作りのルールとして設定されました。最初は悪戦苦闘の子どもたちでしたが、制限時間内で3つのチームを作り上げることができました。
 
 夕方からは4年前にこどもスポーツ大学 in BIFUKAを卒業した1期生たちを対象に、大学院プログラムも実施。未来のスポーツに携わっている、自分たちの姿を考えるために“今”の自分を見つめ直し、それぞれ将来の自分に誓いを立てました。その後の夕食では、“大学生”と“大学院生”との交流も行なわれた。大学生からの率直な質問に対して、真剣に受け答えする姿はお兄さん、お姉さんというよりも、もっとたくましい大きな背中の先輩に写りました。

                                      【今回のこどもスポーツ大学 大学院に参加してくれた
                                         こどもスポーツ大学 in BIFUKAを卒業した1期生】


 2日目のISIM★CUPでは、各チームの各個人が、それぞれのチームのために自分の持っている力を出し切っていました。はじめて経験するような競技が多い中で、チームメートと協力して、競技に臨んでいる姿は印象的でした。



         【競技大会のクエスチョンボックス」に取り組む大学生の様子】
 

 スポーツ大学が終わってから、もう既にそれぞれの地域に戻ってスポーツに取り組んでいるこどもたち。今後、こどもスポーツ大学で学んだ様々な力を、地域のリーダーとして遺憾なく発揮してくれることを期待しています。そして、またいつかどこかでこの小さな“大学生”たちに再会できることを心から期待しています







2012年6月6日水曜日

i-SIM News 104/世界をめざすYAMAGATAドリームキッズ



5月26-27日の2日間、山形県天童市を会場にYAMAGATAドリームキッズのショートキャンプが開催されました。YAMAGATAドリームキッズ2期生(小学6年生)と3期生(小学5年生)の約60人がこのキャンプに参加しました。(ISIM 黒田七恵 運営スタッフ)

今回のキャンプでの全体のテーマは『リズム』。YAMAGATAドリームキッズ2年目の2期生は「集団の中でリーダーシップを発揮する」こと、初めて宿泊を伴うキャンプとなった3期生は「生活のリズムを考える」ということをねらいとしたキャンプでした。
私がこのキャンプで印象的だったことは、キッズたちのプログラム以外の時間の過ごし方でした。夜の自由時間では、初日に知的能力育成プログラムで出されたポスター作成の課題に取り組んでいるキッズもいれば、日本女子バレーボールのオリンピック予選をテレビにかじりつき真剣に見ているキッズもいました。特にポスター作成に関しては途中参加のキッズに対して、周りのキッズがプログラムの内容や課題の説明を丁寧に指導し、2日目の提出時間までキッズ全員が課題を完成させていました。短い自由時間を子どもたちなりに工夫して有意義に過ごせているようでした。
プログラムの中でテーマや目的を意識することは当然ですが、今回のキャンプでは、それ以外の時間でも「リーダーシップ」や「生活のリズム」を意識して行動している姿が見受けられ、常に前向きに成長しようとするキッズたちの志に触れられたキャンプとなりました。
今後もYAMAGATAドリームキッズの活動は続いていきます。キッズたちが、これからもスポーツ選手として高い意識と誇りを持ち、世界で活躍するスポーツ選手になることを信じて、私たちスタッフも子どもたちの成長の糧になるよう努力していきたいと思います。

2012年3月28日水曜日

i-SIM News 101/グローバル・スポーツキャリアカンファレンスin Sendai 2012開催!

去る3月20日、フォレスト仙台においてグローバル・スポーツキャリアカンファレンスin Sendai 2012が行われた。ISIMがこどもスポーツ大学を展開している上川北部地区の美深町から今年度本学大学院に進学予定の南隆徳さんが登壇し、これからの学びへの希望やトップアスリートとしての胸の内を語ってくれた。(ISIM 粟木一博 副所長)
http://isim-suni.blogspot.com/

 このカンファレンスは文部科学省の競技者および指導者のスポーツキャリア形成を支援することを目的に行われている「スポーツキャリア大学院プログラム」の一環として行われたものである。ここでは、競技者のハイパフォーマンスパスウェイと高等教育とをキャリアの中に併存させるデュアルキャリアサポートの考え方が示されるとともに、ユースオリンピックの文化教育プログラムの内容の紹介をはじめ、大学院教育のトップアスリートのキャリアに対する、延いては今後の日本のスポーツ界に対する寄与というテーマでの基調講演、ディスカッションが行われた。
 登壇してくれた南さんは今春から、ソチ・オリンピック競技大会出場を視野に入れつつ、将来の目標である指導者としての資質を磨くために本学の大学院で学ぶことになる。これをきっかけに我々が優れたカリキュラムを作成し、トップレベルのスポーツで質の高い経験を積んだ優秀な指導者を育てることは、さらに優れたプログラムを生み、日本の国際競技力向上への貢献することになる。つまり、カリキュラム(プログラム)とそれによって育成された人材とが好循環を形成することになる。ISIMの多岐にわたる活動は多くの人々を巻き込んだネットワークを構成してきた。これらの人々が大学、大学院教育に関わりを持ち、そこで行われた教育の効果がネットワークを介して広がりを見せることはISIMの最も期待されるべき重要な機能といってもよいのではないだろうか。今回のカンファレンスにもISIMのネットワークを通じて多くの方々に参加していただいた。この場を借りて感謝の意を表したい。

2011年11月2日水曜日

i-SIM News 092/こどもスポーツ大学 in OTOINEPPU 開催!

1029(土)、30(日)の2日間、北海道中川郡音威子府(おといねっぷ)村で1泊2日の「こどもスポーツ大学」が開催されました。対象は、北海道上川5市町村の小学3〜6年生21名。子どもたちは自分で考えて行動することの難しさを体験しながら、それぞれがいま"できないこと"をどう乗り越えるか、スポーツを通じてチャレンジしました。(ISIM研究スタッフ 大町祐太)
 
 今回のこどもスポーツ大学のテーマは"できないこと"は"できるようになる"。それぞれがいま"できないこと"はどんなことだろうか、そして2日間で"できるようになる"ためには何をしなければいけないのかを考えることからプログラムがスタートしました。21人の"大学生"たちは「友達をなるべくたくさん作る」「多くの友達に話かけるようにする」など、それぞれの"できないこと"を発表。2日目の修了式までに目標が達成できるよう、自分自身と約束をしました。
 こどもスポーツ大学では子どもたちは小学生ではなく大学生という設定なので、自分のことは自分でなんとかしなければいけません。時間の使い方から、体調管理まで、先生からの指示はありません。その代わりに、先生方がたくさんのヒントを与えてくれます。「自分の体を整えるためには、どんな食べ物が必要なのか」「スポーツとことばは、実はすごく関係があること」「"できないこと"というのは、本当はすごく良いことであること」など、たくさんのアドバイスがありました。これらを自分の中で「考えて」「整理して」「行動する」ということが小学生と大学生の大きな違いです。
 はじめに自分と約束したことが、2日間で"できるようになった"学生、2日間では"できなかった"学生、もちろん結果はそれぞれでしたが「大切なのは今回できなかったことを、これからも"できるようになる"ために努力すること」であるという先生方からの最後のメッセージ。はじめのときとは比べものにならない程、成長した彼らの顔つきは、今でも脳裏に鮮明に残っています。
 自分ができないこと「Chance(機会)」に「Challenge(挑戦)」して、できるようになる「Change(変化)」ということ。これは21人の子どもたちだけではなく、私たち大人にとっても感慨深いテーマでした。子どもたちが一生懸命変わろうとする姿を見て、むしろ周りにいる大人たちが本気になってしまうところも、こどもスポーツ大学の魅力であると私は感じています。またいつか、熱い気持ちを持った大人たちの中で、より大きくなった"大学生たち"に再会できる日を楽しみにしています。

2011年6月1日水曜日

i-SIM News082/わか杉っ子に新たな顔ぶれ

 5月28日(土)、AKITAスーパーわか杉っ子発掘プロジェクト二期生認定証交付式が挙行された。これでわか杉っ子は一期生5名に加え、二期生4名が新たな仲間となる。式終了後、スポーツ教育プログラム、保護者プログラム、フェンシングプログラムが実施された。(ISIM 粟木一博副所長)
http://isim-suni.blogspot.com/


28日(土)に秋田県スポーツ科学センターで、AKITAスーパーわか杉っ子発掘プロジェクト二期生に対する認定証交付式が行われた。応募者29名の中から選ばれた新たなタレントは成田琉夏(秋田市立大住小5年)、宮崎泰我(男鹿市立船川第一小5年)、酒井さゆり(男鹿市立船川第一小4年)、土佐千乃(秋田市立仁井田小4年)の4名。これでわか杉っ子は前年度選ばれた一期生と合わせて9名になった。
4名はそれぞれ名前を呼ばれると大きな声で元気に返事をして大石勤秋田県企画振興部部長から認定証を手渡された。その後、瀬田川栄一秋田県フェンシング協会会長・県議会議員からの「着実な一歩が尊い」という趣旨の言葉に、子どもたちは真剣なまなざしで耳を傾けていた。一期生の田村涼華(能代市立二ツ井小6年)からは「皆さんを歓迎します。一緒に力を合わせて頑張っていきましょう」とエールが送られた。これに対し、二期生一人一人から「強い気持ちでオリンピックを目指していきたい」と力強い決意表明がなされた。
次に子どもたちはスポーツ教育プログラムの課題に臨んだ。今日の課題は板に打ち付けられた釘の頭に10本の釘を乗せるというもので、かなりの集中力が必要とされる。ただ、今回のプログラムは集中力や根気強く考える力を試すことにもまして、出会った9人の仲間が円滑にコミュニケーションをとれる場を提供することが大きな目的。全員が笑顔で仲良く課題に取り組んでいる姿が印象的だった。保護者たちは別の研修室において、スポーツ教育プログラムやタレント発掘育成事業が目指すことについての説明を聞いた。ここではスポーツの強化が特定の人材に対して行われる時代から、国などからの大きなサポートのもと、タレント発掘育成事業型の時代へと推移しつつあること、そこに参加する子どもたちへの最初のそして最大の支援者は家庭であることが強調された。、合宿研修を含む年数回のプログラムの展開が予定されており、前向きに積極的な態度でプログラムに取り組むわか杉っ子たちに関係者から大きな期待が寄せられている。
      

 今後ご意見ご感想はこちらまでお願い致します。(isim2008@scn.ac.jp)

2010年9月27日月曜日

i-SIM News061/子どもたちの瞳の奥に映るもの

仙台大学スポーツ情報マスメディア研究所(ISIM)の荒木です。ISIMのビッグイベントとも言えるカンファレンスに引き続き、北海道下川町・新潟県長岡市での「こどもスポーツ大学」が無事終了しました。留守番役としては大きなアクシデントも無く、全員無事帰ってきてひと安心です。すべての場面で原動力として活躍してくれた木間さん、アスリートを目指す子どもたちとの日々はいかがでしたか。
◆子どもたちの瞳の奥に映るもの

こんにちは。運営スタッフの木間です。9月18日(土)から2泊3日の日程で開かれた「こどもスポーツ大学inNAGAOKA」(新潟県長岡市)に参加しました。これは「トップアスリートを目指すために学んでおくべきこと」をメーンテーマに、子どもたちに何か出来ないかと考えた長岡市体育協会からの受託研究です。長岡市での開催は今回が初めての試みとなりました。
プログラムにはスポーツ団体に所属する小学生32名が参加し、タグラグビーを通じて、「スポーツを楽しむ力」を学びました。プログラム開始にあたり勝田所長より「外へ出なければ、本当の冒険や経験・発見には出逢えない」ことが伝えられ、子どもたちは少しずつ自分の苦手なことにも挑戦し、最後にスポーツができることに感謝する心を育みました。
タグラグビーの試合では、仲間を信じてパスを託す子、全力で走ってトライを決め、レフェリーの「トライ!」の声にチームの1点を皆で喜び合う−。そんな子どもたちの一生懸命なプレーにはプログラムスタート時の恥ずかしさは無く、「また、やりたい!」「次は勝ちたい!」とスポーツを心から楽しむ声が弾みました。
閉会では子どもたちそれぞれに特別賞が贈られました。「振り返り映像」を観る子ども達の純粋な瞳の奥には、小さいながらもこの3日間で得た「学びの種」が映っているように思えました。私たちISIMにとっては初の"舞台"である長岡で、「チーム力」を発揮することができ、コーチとしてチームに関わった私自身も、子どもたちのスポーツから学ぶ姿勢にスポーツの持つ力を感じることができました。

<編集後記>
子どもたちの生き生きとした表情の変化・充実感が伝わるレポートでしたね。「種をまく」側も、子どもたちからいろいろ教えられる点も多く、互いに実りある体験となったようです。今後はどう継続し、大きく育んでいくかですね。大学では25,26の両日、体育学科のAO入試A方式前期試験が実施され、これから入試も本格化します。季節の変わり目です。皆様も風邪など引かないよう気をつけ、充実した秋をお迎え下さい。(荒木)

2010年9月13日月曜日

i-SIM News060/人とヒトが繋がる〜「スポーツを楽しむ力」が育まれる瞬間〜


こんにちは。仙台大学スポーツ情報マスメディア研究所(ISIM)の宮本です。私は今、肌寒さを感じる北海道でこの原稿を書き上げました。なぜかと言いますと、ISIMでは、9月10(金)〜12日(日)まで北海道上川郡下川町で「こどもスポーツ大学 in SHIMOKAWA」を開催していたからです。それでは、将来の世界的なアスリートを目指す小学校4年生から6年生までの16人が参加した「こどもスポーツ大学 in SHIMOKAWA」について、北海道美深町で活躍している研究スタッフの前田さん、リポートをお願いします。 


人とヒトが繋がる〜「スポーツを楽しむ力」が育まれる瞬間〜
こんにちは。そして、お久しぶりです。北海道美深(びふか)町に出向しております、研究スタッフの前田研吾です。宮本研究スタッフよりバトンを受け、北の大地の現場から前田がリポートいたします。「こどもスポーツ大学」は、上川北部5市町村(名寄市、下川町、中川町、音威子府村、美深町)の連携・協力体制により設立されている上川北部広域スポーツクラブと仙台大学、関係機関が協力して取り組んでいるスポーツ教育プログラムです。 
この地域での開催は、3回目(3年目)です。今回のテーマは「スポーツを楽しむ力」で、参加した子ども達は初めて出会う他市町村の仲間、先生やコーチ達と一体となって"スポーツ"を学びました。「ユニホック」というニュースポツを通じて、スポーツには仲間や相手がいること、ルールがあるということ、協力してチームをつくることなどを学び、みんなが「どうしたら楽しめるのかな?」と考えていました。最終日のユニホックでのゲームでは、一人ひとりの楽しむ力が結集し、その空間にいる全員が楽しみ、熱中していました。 ども達からは「すごく楽しかった!」「中学生になってもまた来たい!」といった充実感が感じ取れる声が聞かれました。 
私たち ISIM は、子ども達と共にスポーツを楽しむ力を学び育んでおります。今回の「こどもスポーツ大学 」でも、スポーツが持つ力を十分に学び、感じることができました。私自
身、また来年、この場に来たい!」と思います。


<編集後記>
いかがでしたか。私自身も「こどもスポーツ大学」に参加し、子ども達が心からスポーツを楽しむ姿を見て、もう少し長く子ども達と一緒にスポーツの楽しさを実感したいと思いました。私たちは子ども達から多くのことを学びました。今後は、学んだことを活かし、私自身、そしてISIMが成長できるようより一層努力いたします。
9月20日(月)は敬老の日のためi-SIM Newsの配信はお休みいたします。 本件に関するご意見・お問い合わせはisim2008@scn.ac.jpまでお寄せください。 (宮本)

2010年6月28日月曜日

i-SIM News:048/ISIMと地域の連携=学生が思いを語る

仙台大学スポーツ情報マスメディア研究所(ISIM)の宮本です。前回のi-SIM Newsでは、北の大地で地域とISIMの"架け橋"となる活動を行っている研究スタッフ(前田研吾)を紹介いたしました。今回は、ISIMが地域と連携して行う「スポーツ教育プログラム」において、ISIMスタッフとともに活動した学生に思いを語ってもらいます。5月に、山形県スポーツタレント発掘事業の一環として行われた「YAMAGATAドリームキッズ ショートキャンプ」にスポーツ情報マスメディア(SIM)学科の学生が帯同しました。その3名からコメントをいただきました。学生の皆さんお願いします。(学生からのコメントは原文のままです。)
◇ISIMと地域の連携=学生が思いを語る
"子どもたちのモデルに"
YAMAGATAドリームキッズに参加して、私たちはいつでも小学生の前でお手本でなければいけないと感じました。将来山形県をリードしていく子どもたちの前で、私たちは彼らのモデルであり、良きお兄さんお姉さんでなければなりません。スポーツ界の未来を担うキッズたちの育成と共に、私たちも日々成長していく必要があります。(SIM学科4年:大町祐太)

"人と人との関わり"
スポーツタレント発掘事業に携わることができるということは、子どもたちがこれから迎える未来に一緒に歩んでいくことができるということです。私はこの事業に参加し、人と人との関わりの大切さを再確認できました。スポーツマンとして、スポーツに関わる者として、いろいろなスキルなども必要ですが、まずは人間力を高めることが何よりも大切だと感じました。(SIM学科3年:佐藤康平)

"子どもたちの夢、日本の夢"
子どもたちの夢、日本の夢をともにかなえるスポーツタレント発掘事業。そんなイメージで私はYAMAGATAドリームキッズなど様々な活動に参加しました。しかし、現実は難しいと感じることが多々ありました。まだ始まったばかりのこの事業では、いろいろな県で試行錯誤のプログラムを考えていました。だからこそ私は日本で確立したプログラムをつくるべきだと感じました。そして、これからもタレント発掘事業に関わって勉強していきたいと思います。(SIM学科3年:栗田成)
<編集後記>
いかがでしたか。今回は地域における学生の活動をお伝えしました。ISIMの活動は人と人との関わりなくして存在しません。地域の関係者、学内の教職員、保護者の皆様、そして学生の支援があり、様々な活動を展開することが出来ます。今回のi-SIM Newsでは私自身も"人と人との関わり"を再認識しました。今後ともご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。(宮本)

2010年3月29日月曜日

i-SIM News:036/土と風

こんにちは。仙台大学スポーツ情報マスメディア研究所(ISIM)の荒木です。2009年度も残すところあとわずか。皆さんは新しい進路や進級を控え、心の準備も一段落といった時期ではないでしょうか。新たな一歩を踏み出せば、多くの人との出会いが待っています。長い付き合いとなることもあれば、一期一会の人もいるでしょう。会う人一人ひとりとの触れ合いがお互いを磨き、ともに宝となることを祈念します。そこで今回は、勝田研究所長に出会いと別れ・人生の機微を伝えてもらいます。所長、お願いいたします。

◆土のヒト、風のヒト
北海道の北部に位置する美深町は人口5,200人の小さな町だ。日本の最低気温の記録(氷点下41.5℃)を持つ。町の公的事業としてオリンピアンを輩出しようと「タレント発掘・育成事業」が開始されたのは今から5年前(17年5月)のことである。この事業は同町で盛んに行われているトランポリン競技の子どもたちの中からエアリアル競技のメダリストを育てようとする種目転向型プロジェクトである。事業は、厳しい(町の)財政の中から約2,200万円かけてエアリアルのジャンプ台を建設するという計画からスタートした。さらに、オリンピアンを育てる機能を付帯させた総合型地域スポーツクラブも立ち上げた。そして、昨年12月には、子供たちの競技離れに悩む近隣の4市町村に働きかけ、モーグルやクロスカントリー、ジャンプといった冬季オリンピック種目の総合型タレント発掘・育成を目的とした上川北部広域スポーツクラブの設立も成し遂げた。

事業開始から5年。美深町は、今や、全国に知れ渡る町となり、その取り組みは文部科学省のモデル地域のひとつと認定されるまでになった。しかし、小さな北の町が先駆的な取り組みを行う困難は想像以上であり、関係者の血のにじむような苦労は今も続いている。
「新しい事業を興し推進するためには、 "風"と"土"の融合が大切だ」と美深町の(事業の)中心者たちは口を揃える。「風」は外部の情報やアイデアといった種を運んでくれるヒトを意味し、「土」はその種を辛抱強く大切に育て、根づかせる地元のヒトを意味する。
美深町と連携協定を結び深く交流する私たち仙台大学の関係者は、美深町にとって「風のヒト」にあたる。「仙台大の人たちは、美深にとって大切な風のヒト」だと美深町の「土のヒト」そのものであった市名氏は言っていた。
3月11日、その市名氏が突然他界した。エアリアルジャンプ台の建設に奔走し、スポーツクラブの設立に粘り強く取り組み、そして私たち「風のヒト」をいつも温かく迎えもてなしてくれた、雄大な北の大地そのもののような「土のヒト・市名鉄夫」が、美深の豊かな土に帰った。
美深の春も近い。雪に覆われた大地の下で育てられた新しい息吹が、伸び伸びと力強く姿を現す日も近い。飾ることなく、純粋にスポーツと人を愛し、そしてただひたすら町の発展に力を注いだ市名鉄夫が、その豊かな大地に(眠って)いる限り、美深町にはこれからもスポーツの発展に欠かせない多くの風が集まるに違いない。そして、市名氏が愛した北国の深く美しい町は、日本のスポーツモデルとして、さらに発展していくことだろう。仙台大学も、その発展に貢献できる「風」であり続けたい。
地域から求められる「風のヒト」と、地域に根付く「土のヒト」を育てること、そして風と土が互いに尊敬しあい融合していくことの大切さを、市名鉄夫は私に教えてくれた。

〈編集後記〉
大学は卒業式が終了し、学生も長期の休み中とあって静かな時間が流れていました。しかし、春の息吹が感じられる現在、入学式やその後のオリエンテーションの準備が始動し、間もなく若いエネルギーが躍動する季節となります。みなさんも"エンジン全開"で元気な毎日をお過ごし下さい。isim2008@scn.ac.jp(荒木)

2009年10月5日月曜日

i-SIM News:011/スポーツの未来に向けて=ISIMと地域タレント発掘・育成事業

仙台大学の阿部です。昨日、岩瀬研究員とともにデンマークのコペンハーゲンから戻りました。2016年のオリンピック・パラリンピックは、ブラジルのリオ・デジャネイロで開催することが決定。「TOKYO2016」はその夢を実現することができませんでしたが、記者会見では招致メンバーの多くが、「一つのチーム」として招致活動に最善を尽くすことができたことの意義を、それぞれの表現でコメントしていました。このことは報道ではあまり広く伝えられていませんが、今後の私たちのスポーツを考える上では重要な点だと感じています。

そこで今日は、スポーツの未来について考えるテーマとして、スポーツ情報マスメディア研究所(ISIM)が参画している「タレント発掘・育成事業」について、研究所スタッフの前田がお届けします。

◆スポーツの未来に向けて=ISIMと地域タレント発掘・育成事業
こんばんは、ISIM(アイシム)の前田です。各都道府県ではいま、国民に夢と希望を与える「オリンピアン」の輩出や、子どもが自分に適したスポーツに出会い世界を目指していくことを目的とした「タレント発掘・育成事業」が盛んに行われています。

ISIMでは、福岡県、和歌山県、岩手県、秋田県、北海道上川北部5市町村(名寄市・美深町、中川町、下川町、音威子府村)でのタレント発掘・育成事業において、受講生である子ども達へ「自ら考え行動する」ことができる主体性のあるスポーツ選手の育成を目指した「スポーツ教育プログラム」を提供しています。

このISIMスポーツ教育プログラムは、国際舞台をめざすうえで欠かせない要素のひとつである「円滑な人間関係を構築することやチームの中で自分の力を発揮する能力」、「問題を発見・解決する能力」、「自分を見つめる能力」を高めることができるように、座学だけではなく、ゲームやグループワークなどを体験的に学ぶプログラムです。

またISIMでは、日本を代表する選手・コーチが参加する講習会や地域のスポーツ講習会など、スポーツに関わるあらゆる方々のニーズに応じて、同様のプログラムを提供しています。

ISIMはこれからも、スポーツに関わるあらゆる方々と共に、子どもたちの未来の可能性が拡がるプログラムのあり方を考えていきたいと思います。

<編集後記>
国際オリンピック委員会(IOC)は、2016年オリンピック・パラリンピックの開催地を決定した後、スポーツを取り巻く様々な課題について、世界のスポーツ関係者とともに熱く議論を続けています。オリンピック・パラリンピック招致活動のレガシー(未来に引き継がれるもの)について、皆さんはどのようにお感じになっていますか。私たちは、今回の招致活動がこれですべて終わってしまうのではなく、これがきっかけとして動き出している色々なことが、今後もさらに持続可能なものとしていかに発展していくかということが大事だと感じています。そしてそのために、私たちに出来ることは何でしょうか。次回のi-SIM Newsでは、さらにスポーツの未来について考えます。今回の招致の結果や未来のスポーツのあり方についてのご意見やご感想を是非、 isim2008@scn.ac.jp までお寄せください。(Abe)

2009年9月24日木曜日

i-SIM News:009/自ら考え行動する力」=こどもスポーツ大学

こんにちは。仙台大学スポーツ情報マスメディア研究所(ISIM)の宮本です。いつもi-SIM Newsお読みいただきありがとうございます。仙台大学は長い夏休みを終えて、今日から後期の授業が始まりました。さて、今週のi-SIM Newsは「こどもスポーツ大学」の報告と「いつでもキャンパス」についてのお知らせです。

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「自ら考え行動する力」
=こどもスポーツ大学
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9月20日(日)から22日(火)までの3日間、北海道中川郡中川町で、今年で2回目となる「こどもスポーツ大学」が開催されました。この「こどもスポーツ大学」は、参加者のこども達が実際に大学生になり、普段の生活の場を離れ2泊3日の合宿形式で、スポーツの価値やスポーツ栄養、ルールの存在意義などについてスポーツを通して「自ら考え行動する」力を身に付けることを目的にしたISIMの「スポーツ教育プログラム」です。参加者は北海道上川北部地区5市町村(中川町・美深町・音威子府村・名寄市・下川町)の小学校4年生から6年生のこども達24名でした。

初日は、受付と同時にプログラムが始まり、こども達は恥ずかしそうに参加していましたが、タグラグビーが始まると恥ずかしさを忘れ皆楽しそうに走り回っていました。夜には、スポーツ栄養を学ぶ「そば作り体験」が行われました。なかなかうまく作れなかったようですがグループ内で協力し初めて行うそば作りに興味津々で参加していました。2日目は、午前中に「コミュニケーション」のプログラムでは、質問の仕方や大切さ、問題解決の仕方について学びました。また、「伝えるを学ぶ」のプログラムでは上手に意思を伝えるには、まず、話を「きく」ことの大切さを学びました。午後には午前中で学んだことを活かしチームフラッグ作りや調理実習(芋煮・さんま焼き)を行いました。また、夕食後は大学生と同じく研究室訪問を体験してもらうということで大学生や大学院生がこども達の質問に答えるというプログラムも行われました。そして、最終日にはタグラグビー大会in中川と称しタグラグビーの試合を行いました。

3日間という短い時間でしたが、こども達はわからないことは質問をし、グループ内では皆が意見を発表したり、他の人の意見をしっかりと聞いたりと初日とは別人のように「自ら考え行動」するようになっていました。また、私たち大学側のスタッフも大人の目線ではなくこども達の目線で物事を見たり考えたりすることで私たちもこども達と同じく「自ら考え行動する」ことを学びました。年に1度の「こどもスポーツ大学」ですが、早く来年になって欲しいです。

もし皆さんも「こどもスポーツ大学」のようなプロジェクトに興味がありましたらISIMまでご連絡ください。

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いつでもキャンPassカード
いつでもここに
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スポーツ情報マスメディア学科では、皆さんにもっとスポーツ情報マスメディア学科の本当を知っていただきたい。その思いから企画されました「いつでもキャンPass」カードを発行しています。学科1日体験会やオープンキャンパスで発行をし、本学後期授業開始に伴い、大学の授業を皆さんに体験していただきたいと思っております。さらに、皆さんがこれから進もうとする道を決めていく上でのお手伝いをさせていただければと思いますので、ぜひ「いつでもキャンPass」を有効に活用して、スポーツ情報マスメディア学科フリークになってください!今後も引き続き、本カードの登録を受け付けておりますので、生徒・保護者の皆様、学校の先生方、ぜひご登録ください。 isim2008@scn.ac.jp (担当:藤本晋也)までお問い合わせください。

<編集後記>
シルバーウィークと呼ばれていた9月19日から23日までの5連休は私を含めISIMスタッフは皆北海道に行っていました。驚くことに北海道では今シーズン初めて気温が氷点下までいきとても寒かったです。秋も中盤になって来ましたが皆さんも風邪には気をつけてお過ごしください。また、何かありましたらisim2008@scn.ac.jpまでご連絡ください。今後ともよろしくお願いします。(宮本)

2009年4月1日水曜日

スポーツ教育プログラムとは?

現在日本の多くの地域で、国民に夢と希望を与える「オリンピアン」の輩出、子どもが自分に合ったスポーツに出会い世界を目指していくことを目標とした「スポーツにおけるタレント発掘・育成事業」が行われています。


ISIMは、和歌山県、岩手県、秋田県、東京都、山形県、長岡市、北海道上川北部5市町村(名寄市・美深町、中川町、下川町、音威子府村)でのタレント発掘・育成事業において、受講生である子ども達が「自ら考え行動する」ことができる主体性のあるスポーツ選手の育成を目指した「スポーツ教育プログラム」を提供しています。

スポーツ教育プログラムは、競技力を向上させる上で欠かせない要素である「円滑な人間関係を構築することやチームの中で自分の力を発揮する能力」、「問題を発見・解決する能力」、「自分を見つめる能力」を高めることができるように、座学だけではなく、ゲームやグループワークなどを通して体験的に学ぶプログラム です。

また、ISIMではこのようなプログラムを、日本代表選手やコーチが参加する講習会や、地域のスポーツ講習会など、スポーツに関わるあらゆる方々のニーズに応じて提供しています。

これからも、ISIMはスポーツに関わるあらゆる方々と共に、スポーツの未来について考えていきたいと考えています。もし皆さんも「スポーツにおけるタレント発掘・育成事業」や「スポーツ教育プログラム」に興味がありましたらISIMまでご連絡ください。