2011年7月21日木曜日

【ご案内】日本スポーツ法学会 ~東日本大震災とスポーツを考える~

i-SIM Newsを御愛読していただいている皆様
平素より本研究所の活動にご協力を賜り、誠にありがとうございます。
 
来る7月24日(日)、本学を会場に下記のとおり、学会の開催が決定しましたのでご案内致します。
 
日時:7月24日(日)13時から16時
場所:仙台大学第5体育館2F
テーマ:「東日本大震災とスポーツを考える」

日本スポーツ法学会からは「震災後がプロスポーツに与えた影響と法的問題」や「スポーツ振興法と基本法の比較からみえるスポーツの意義」など、本学からは、県教育庁の土生(はぶ)氏による「県内スポーツの現状」や、震災直後から本学の災害派遣チームとして被災地や避難所を訪れている本学教員による「スポーツに関わるニーズや潜在的課題」などの情報を共有し、これからのスポーツのあり方や果たすべき役割について考えます。
申し込み不要で、無料です。

詳しくは、下記URLをご覧ください。
http://www.sendaidaigaku.jp/new_topics/index.php?id=773&mode=style1

2011年7月19日火曜日

i-SIM News085/「TEAM宮城」実践的な情報支援活動


こんにちは。スポーツ情報マスメディア(SIM)学科では、3年になるとスポーツ情報戦略論演習2の授業が行われます。この中で私たち有志は「TEAM宮城」という情報支援プロジェクトを立ち上げ、実践的な活動を多角的に展開しています。(SIM学科3年 伊藤ありさ)

「TEAM宮城」は宮城県の高校スポーツ(選手はもちろん関係者全て)がより活性化するよう、宮城県高等学校体育連盟の協力を得て活動をしています。活動を始める前に綿密な打ち合わせを行い、宮城県の高校スポーツ界の実態や課題を教えていただきました。今年は東日本大震災に見舞われ、多くの面で影響が出ているというお話もありました。また宮城県では「BUKATSU2011」という、運動、文化部を問わず部活に参加するよう呼びかけを行っている全国的にもユニークな取り組みがあることを教えていただきました。多くの高校生が部活に参加することによって運動部では選手層が厚くなり、競技力向上に繋がるのではないかと考えています。そうしたことからBUKATSU2011も視野に入れ、現時点では宮城県高等学校総合体育大会(以下、県高総体)の試合と選手・監督のインタビュー撮影を実施しました。また、ニュースレターの配布、文化部の活動の様子も撮影しました。ニュースレターは6月4・5日に開催された県高総体の初日に、保護者の方から多く得られた“選手の食事を気をつけている”という情報から、栄養やレシピの例を載せることに決め、2日目に配布しました。そのほか運動部の競技力向上を目指し、様々な情報を集めているところです。
これまで撮影した映像や集めた情報はBUKATSU2011グループと競技力向上グループに分かれて、まとめています。BUKATSU2011グループでは部活に入って頑張りたいと感じていただけるような映像を作成し、競技力向上グループでは宮城県の高校スポーツが活発になるために役立つような情報を提供できればと考えています。

2011年7月6日水曜日

i-SIM News084/準備大詰め!学科一日体験会

  東日本大震災で授業開始が1カ月遅れたためか、あっという間に暑い夏がやってきました。大学は例年、夏の声を聞くと来年の新入生を迎える準備に入ります。7月9日(土)、10日(日)は学科一日体験会が開かれます。受験生にしっかりと大学・学科を知ってもらうのが狙いです。(山内亨スポーツ情報マスメディア学科長・研究所長)
http://isim-suni.blogspot.com/

仙台大学の学科一日体験会は毎年暑い夏がやってくる直前に開かれます。大学数の増加と少子化の影響で、一部の大学を除き進学希望者の全入時代を迎えたといわれています。仙台大学は定員を割る事態にはなっていませんが、安易に受験し入学し、「こんなはずじゃなかった」と進路変更を求める学生が毎年数人います。
大学の内容をよく知ってもらうと同時に、ミスマッチから進路変更などの事態を避けたいと企画されたのが「学科一日体験会」です。各学科は普段の授業を見てもらうと共に学科の魅力を知ってもらおうと工夫を凝らしています。

 スポーツ情報マスメディア学科は体育学科、現代武道学科と9日に開催します。
3学科合同で受講者を迎えた後、各学科の在校生が仙台大学の魅力を説明します。学生はこれまで4年間で培った力を発揮しようと汗を拭き拭き撮影と編集に飛び回っています。
バレーボールの情報分析活動に耳を傾ける高校生たち
1限目の「コミュニケーションスキル体験」と「情報とは」の講義の後は、4人の先生が「競技力向上のための戦略映像」「テレビ番組ができるまで」「国際競技力向上と情報戦略」「ジャーナリズムの世界を知る」と普段大学で行っている内容を分かり易く紹介する授業を準備しています。
在学生が関わる「学科一日体験会」の役割がもうひとつあります。1日の締めくくりで見せる「振り返り」VTR制作です。各学科からイベント内容を細かく撮影し紹介して欲しいと要望が来ています。とは言え、3分から5分で全てを見せるのは難しく、終了間際の授業を短時間でどのように撮影し編集しようかと打ち合わせを繰り返しています。
プロの世界ならば再生機を複数準備して、ロール分け編集・ロール出しをします。
映像編集チームのミーティング風景
確実に編集が出来る時間までの部分とギリギリになる部分を分けて編集し、完成している部分が流されている最中に後半部分を持ち込んで紹介する「追っかけ放送」スタイルも可能です。さらに時間が無ければノー編集ラッシュ出しもあります。このためには取材対象をあたかも編集したようにカットを吟味して撮影する必要があります。いずれにしてもどんな撮影方法、編集方法が最も上手くいくか最終打ち合わせ中です。
他学科の期待に答え、どんな映像紹介が出来るか楽しみです。そして「学科一日体験会」に参加した受講生が1人でも多く仙台大学に入学してくれることを望みます。